天才と凡人

なにか突出した能力がある人のことを

ある人は「天才」という。

ものすごく才能がある、特別な人だとか

凡人に限ってそんなことをいう。

僕は思う、だから凡人なんだよと。

その世界のことを何も分かっていないのに

自分はまるで何も知ろうとせず、努力しないのに

世間や社会には承認、共感されたくて

そんなときに一番便利な言葉として

「あの人は天才だよなぁ」があると思う。

なんだか厳しいことを言ってごめんね。

でも僕は、うまくいってる人を「天才」という

とても簡単な言葉で片付ける人が嫌い。

出来杉くんだってきっと努力してるけど

努力している姿を見せないの。

もっといえば、能力が秀でている人は

努力を努力と思っていないの。

それが天才の正体であり、逆が凡人の正体だ。

僻んでるうちは、羨んでるうちは凡人なのです。

でも、誰もが必ずなにかの天才になれるはず！

好きなこと楽しいこと、ずっと続けていたいこと

それさえ見つけられたら、きっとなれる。

時間は掛かるかもしれないけれど、なれる。

死ぬまでやってみようよ、大好きなことを。

覚悟を決めて、続けてみようよ。

そして続けてきた先で、凡人は君に言うと思う。

…「お前は天才だよなぁ」って。