限界

社会人6日目
JAVA研修1日目

今日の研修は9割以上既に学校で習ったことだった。
専門学校を1年からやり直している気分。
なんなら学校の方が授業スピードは早かったような気がする。
講師の方は初手で自分には技術的スキルは無く、
コミュニケーション能力だけでここにいる。
という風に捉えることが出来るを言っていた。
実際内容も初学者向けで、専門に行っていなくとも。
本当に何も知らない状態で望んでも大丈夫というような授業だった。
話すスピードがとてもゆっくりで、内容も知っているものしかないと、流石に退屈だ。
休み時間の度に暇を持て余しているのが、遂には授業まで暇になってしまった。
勿論、聞いてはいるしメモも取っているけれど、退屈過ぎた。
声の拒絶はないけれど、遅過ぎる。
意識してゆっくり喋っているのかもしれない。
でもそれは自分にとっては眠くなるし、疲れる。
スピーカーを使っていて機械から出てくる音というのも、あまり好ましいとも言えない。
有線で繋いでいて何度も何度もスピーカーを倒すし、
申し訳ないと思うのならば、自分の声を大にして話せば良いものでは無いのか。
声を大きく出せない理由でもあるのだろうか。
恥ずかしいだけとか、疲れるだけとか、努力で補えるのなら努力してもらいたいとも思った。
どうしてもという理由があるのならば仕方ないとも思うけれど。

昼休みは1人でそばを食べに行った。
席は満席だった。みんな昼休憩。ビジネス街なのだろう。
入ってまず、お金をどこに払うのかまず戸惑った。
作っている人にそのまま注文して会計した。
レシートなんてない。レジなんてない。
昔ながらのお店なのだろうか。
冷やしたぬきそばにイカ天をトッピングした。
530円だったかな。温泉たまごも入っていた。
味は美味しかった。まぁ美味しくない蕎麦のほうがあまりないとは思うが。
イカ天が食べやすいように切られていたのも良いと思った。
途中ででてきた蕎麦湯はよく分からなかった。
食べ終わったところに少し注いでスープのように飲んだ。
あれで合っていたのかは分からない。
お客さんの回転率が良いので、急かされてはいないけれど後ろで待っているし、皆食べるのが早いので急かされている気がしてゆっくりと落ち着いて食べることは出来なかった。
まぁどこでもそうか。休憩が短過ぎる。1時間で行って待って食べて戻ってくるなんて。
もし、数人で言って喋ってしまい、話に花が咲けば、それはもう間に合わないだろう。
まぁ一人なのでそんなことはなかったが。

戻ってからは隣の人と話す時間が授業内に貰えた。
なんでも、明日他己紹介をするのだとか。
いきなり初対面で他己紹介か。とも思ったけれど、まぁまぁな緊張感があって、ちゃんと話を聞き出さなければならないし、自分を出さないといけない状況になるので良いとも思った。

授業が終わりに近づくと、段々と頭痛を感じていった。
授業が終わる頃にはだいぶ辛くなっていた。
傍から見れば体調不良と分かるほどには頭痛であったらしい。
同期の人が俺に対して具合悪い?とか大丈夫?とか酸素薄かったよねと、声をかけてくれた。
みんな優しい心を持っていてありがたい。
普段ならあまり気にならない喋り声が頭痛になるととても響く。
何も聞きたくないし何も見たくないし何も考えたくない。
頭が痛い。それしか感じない。肩を回したり、ツボを押したり、頭を抑えたり、耳や目を塞いだり、とにかく耐えることで精一杯だった。
なんやかんやで頑張って最寄りにつき、そのまま帰り道を歩いてる時だった。
一瞬煙草の臭いがした。
うっ。となった。
歩道橋を歩いているときで目の前の人が歩き煙草をしていたのだ。
路上喫煙禁止だろうが。こういうマナーの悪い喫煙者がいるからマナーを守ってる喫煙者までもが不利益を被るんだろうな。
まぁマナー守ってても臭いをばらまいていれば変わらないけれど。
とりあえずそれは置いておいて、そいつを全力で追い抜いた後、その場で吐くかと思った。
吐きはしなかったが、おえっとなるとこまで行き、胃が痛くなった。気持ち悪くなった。
その状態でやっとこ思いで帰宅した。
帰宅後は手洗いうがいをして着替えてすぐに横になった。
少し楽になるとおやつと飲み物と糖分を摂取した。
気付いたら眠っていた。
だいぶ疲れていたんだろう。

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