個の力

今回は前期リーグについて振り返っていく。結果として見れば、5位という不甲斐ない結果に終わってしまった。課題は山積みであり、一つ一つあげていってはキリがない。今回はその課題の内の1つである「個の力」について話していく。私達が掲げている目標である、北関東2部リーグ優勝を達成する為には、個の力は必要不可欠だと考える。私が考えるに、「チーム力≠仲良く」「チーム力＝個の力の融合」である。チームの戦術があった上で、自分は何ができるかを考えなければならない。
特に、私は4年という最高学年の為、プレーでチームを引っ張ったり、勝利に導いていかなければならない。目の前の相手との1体1に負けない、球際で負けない、最後まで走りきる、点に絡む。チームの勝利の為にこれらは必要不可欠だ。

そして、皆には個の力を向上させる為に、得意なプレーを伸ばしてほしい。現実的に、後期リーグ開幕までに自分の短所を克服するのは難しい。しかし、その短所を補える程の長所があれば良いのだ。私は主に、攻撃にアクセントを加えること、1体1、点に絡む、これらの長所を伸ばしていきたい。これらを伸ばす為に、練習では沢山チャレンジをし、自信をつけ、試合で使えるようにしたい。

このチームに属している全員が試合に出て活躍する！というイメージを抱いてほしい。試合に出る為にはまず、自分の長所を見つけてみてはどうだろうか。自分よりサッカーが上手な人がいたとしても、その人には出来ないことがあなたにはあるかもしれない。その長所を伸ばし、個の力を向上させ、チーム力を底上げしていく。そして最後に、チーム全体で闘う。これが本当のチーム力なのでは無いだろうか。

決して大人数の中に埋もれてはならない。ドリブル、パス、シュート。サッカーの技術じゃなくたっていい。自分の役割を全うする。チームを練習中から盛り上げる。何よりもチームの勝利の為に自分が犠牲になってまでも働く。圧倒的個の力を身につけ、後期リーグ戦を全勝で終えよう。