磯の香りがする大人の食べ物
皆さんは、アサリが美味しいと感じたのは何歳だろうか?
私は、20歳を過ぎてからやっとアサリの美味しさに気づくことができた。
今では、回転寿司に行くと必ずあさりの味噌汁を探し、味と風味に心を奪われる。
アサリには多くの漢字が存在する。
浅蜊・浅利・鯏
みなさんはどの漢字を使うだろうか?
私は"浅利"この漢字を常に使っていた。
ある調査では、あさりの漢字の使用率はこのような結果になるらしい。。。
浅蜊→47.4%
鯏→10.5%
浅利→10.5%
その他→31.6%
世間一般では、"浅蜊"が正しいのか。。。
こんな話は、ただのうんちくにしかならない。
でも、知らないより知っている方がもしアサリの話になった時に盛り上がるだろう。
アサリが話題に上がることなど、残りの人生で何度あるだろうか。
多く見積もっても5回が限界だろう。
もしその時が来たら全力のドヤ顔で話してやりたい。
さて、アサリの旬は1年で2度ある。
**春と秋だ!! **
アサリは産卵期を迎える春と秋が絶品。
きっと幼少期にアサリ狩りに行ったのも春だっただろう。
そこで今回は、アサリを使った料理を作っていこう
一品目 ボンゴレビアンコ
二品目あさりの酒蒸し
和と洋それぞれ一皿ずつ作ろう。
一品目 ボンゴレビアンコ
材料
*アサリ 200g
*パスタ 100g
*にんにく 2かけ
*鷹の爪 1つ
*オリーブオイル 大さじ2
*水 300cc
*塩 少々
*パセリ 少々
○アサリの砂抜き
アサリの塩抜きに大切なのは海と同じ環境を作ることだ。
海水の塩分濃度は約3%
私はいちいち計るのも面倒なので、お味噌汁のからさを目指して少しずつ塩を加える。
アルミホイルで蓋をして、酸素を取り入れる穴を開け冷蔵庫で3時間放置。
ここでうんちく!!
アサリは水がなくても数時間は生きれる。
体内の栄養素をエネルギーに変えるのだ!
グリコーゲンをコハク酸に変える。
このコハク酸は旨味成分の一つでもある。
時間に余裕がある時は、水を抜いて数時間放置するのもいいのかも知れない。
○アサリのエキスを抽出
・フライパンに、にんにくとアサリとあればパセリの茎と水を入れアサリが殻が開くまで蒸す。
・アサリは殻をむき、アサリのエキスが詰まったオイルと一緒に保存せる。
○作り方はペペロンチーノと同じ
・にんにくのみじん切りと鷹の爪を入れ、弱火でオイルに味を移す。
・にんにくの色が変わり始めたらアサリのエキスが詰まったオイルを加えて乳化する。
・パスタ表示の3分前に上げて約2分ほどオイルを吸わせながら煮る。
・仕上げにアサリとパセリのみじん切りを加え塩で味を整える。
アサリの磯の香りと鷹の爪のパンチが食欲を刺激するボンゴレビアンコの完成!
二品目 あさりの酒蒸し
材料
*アサリ 400g
*酒 50cc
*刻みネギ 少々
*塩 少々
○砂抜き
・先ほどと同様に砂抜きをする。
○アサリと酒を加えるだけ
・アサリと酒を加えて蓋をして約5分蒸す。
・仕上げに塩で味を整え、ネギを散らす。
今晩の日本酒のあてにどうでしょうか??簡単アサリの酒蒸し
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