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2023.11.2 ジェットスターに乗り遅れた(モルタルもあるよ)!

ジェットスターの飛行機に乗り遅れた!7:20発、6:50搭乗手続き開始のやつに乗ろうと思っていたのだけど、搭乗手続き開始時刻に起床。始発で出ても間に合わないから、お友だちのお家に前泊していたのに。
とりあえず白スウェットにタイパンツのまま家を飛び出して駅についた。友だちの家、駅めっちゃ近い。いいな。うーんと、うーんとって多分口に出して言ってたけどあまりなんにも考えられず、これからどうしようかと脳内会議が繰り広げられる。わたしまだ間に合う?え、これって既に熊本行き諦めるかんじでタイムライン進んでる?よーく調べたら、一分前の電車に乗っていれば飛行機間に合ってたくさい。。。えーい!気にするな!昨日買った京成スカイライナーの特急チケットをスキップして、次の時刻のチケットをもう一枚買う。

昨日の夜は、Hちゃんとけいごとモンゴル料理を食べに行ったの。あたまがいたい。青島ビールを2本と、モンゴルサワー(モンゴルヨーグルトのすっぱい焼酎割)も飲んだ。超おいしかったんだよ。「えーっ!おいしい!!!」って感激しながら三人でラム肉をたらふく食べた。そんなことを考えていたら、スカイライナーのチケットの出発時刻になった。一度購入したものはキャンセルできないのがこの世の中のだいたいのルールだ。電車の中で静かにチケットの時刻が過ぎる画面を眺めてた。その間ずっと自分の鼻腔からラム肉のにおいがしてるのがちょっと腹立たしくもあるが笑えて、呼吸を整えながら成田空港に到着するのを静かに待った。

空港に着く前に飛行機は飛んでた。もはや悲しくもなく、この状況を楽しんでいる自分がいた。でも、なるべくお金をかけずに事を解決したい。チケットを振り替えてもらえないかと最後の希望をかけて、ジェットスターのカウンターに並んでみた。結構人が並んでる。売り切れるかもと思ってスマホで残席を確認すると、今日中に行ける便は夕方に一つだけで、残席3。画面更新すると2になってる。あーこれが1になったら買おう、と思った。1になったので買った。ネットで「ジェットスター 寝坊 振替」とかで調べると、やはり新しく買うしかないみたいだったから。でも、なんか直接カウンターとかだと意外と融通利かせてくれるパターンって、たまにあるよな~と直感的に思っていて、実際振替えもできたのかどうか気になり、並び続けてみた。時間はたっぷりあるし。お金のことはどうにかなるから心配いらない。それよりも友だちが予約してくれてるお店に間に合いたいし、今日中に熊本に行けなくなるというリスクだけは避けたかったからね!

カウンターには綺麗なジェットスターのお姉さん。「今朝の便に乗り遅れちゃったんですけど、これって別の便に振り替えとかできるんでしょうか。。?」と、どちらの答えを期待しているのか自分でもわからないまま質問。お姉さんは、何度も同じ回答をしたことがあるような様子で、PCをちらっと確認。そして衝撃のひとこと。「今日の17時の便ならまだ空きがあるので5,000円で変更できますよ」!!その便、さっきわたしが買ったやつぅ!!
ちなみにそのチケットはキャンセルできず(一度購入したものはキャンセルできないのがこの世の中のだいたいのルールですから!)。もうちょい辛抱して並んでたら、2万円ちょっと節約できたのかと思うと、さすがにへこむよ。。

チケットカウンターを後にして、カフェにでも入るかと歩きながら、ふと、「あぁ、お金もちになってみたい」と思った。お金もち。もし今たくさんのお金を持っていたら、私は今日のことをどういう風に感じるのかしら?ここまであれこれ考えないようになってしまうのか。湯水みたいにお金をつかって、凹む間もなく新しいチケットをほいほい買うのかな。そうはなりたくない。でも、そうなっても別に困らないのかも。

なにはともあれ、私はたまに訪れる「書きたくて堪らん!状態」がMAXになっていた。なんていうか、なにをどう表現したいとか思考も働いているのだけど、感覚が研ぎ澄まされて今すぐ出しちゃいたい!みたいな、あの、マリオがスターを取って無敵になってるみたいな、あの状態。楽しかったからぜんぶいいのだ!そしてこれは、いつもあたまの中になんとなくある「この予定の前までに◯◯と◯◯を終わらせて、まっさらな状態で向かうぞ!」というなにかと達成されない願望を片づけてから行きなさいよ、という神様からのメッセージなんじゃないの、と思ったのだった。そうしたら、成田空港第三ターミナル、出発ロビーのローソン前スペースが天国みたいに見え始めた。コンセントもフリーWi-Fiも使い放題!超絶お得なカフェに連れてきてもらったと思って、この行き場のないエネルギー(後悔や悲しみになるまえに変換!)をつかって存分に書きまくりたいんだ。この神様がくれた、9時から16時までのボーナスタイムで。そして大好きな熊本へいくんだ!


さて。一緒にモンゴル料理を食べたHちゃんが、前回のわたしのnoteを読んでくれていた。すごい嬉しかった。ほかにも読んでくれてる人がたくさんいて、直接会ったときに「読んだよ〜」と教えてくれたり、わざわざメッセージやコメントをくださったり。。

なかでも嬉しかったのは、まだ会ったことのない方が「むき出しな感じがいいね!」という言葉をくださったこと。
ちゃんと大事に扱えたり、両手で一度に持てる、心を携えて対応できる量ってきっとそんなに多くないし、その人その人によっても容量が違ったり。
でも、自分は。自分自身だけはその範囲をちゃんと知っている。”大量”なあの感覚に惑わされて一時的にわからなくなっちゃっても、身体が、こころが覚えているから必ず思い出せる。
その範囲を超えてつくっちゃうことって、きっとあんまりいい生産にならないのだと思う。それを知っていても、なかなかそういう風には過ごせない、人間社会のルールや目の前の生活の葛藤や苦しみを、みんなどこかで抱えて生きているんだなと胸が辛くなるのと同時に、甘い、みんなと繋がっている感覚や、みんなで一つのお湯に浸かっているようなあったかさを感じる。

自分がちゃんと導かれていて、「氣」として生きられている時は、現実はものすごいスピード感で動き出す。今日、日が昇って暮れるまでの間に、自分を追い越すようなスピードで。愛は光の速さよりも速い。どんどんどんどん、繋がる。大事な人が、ニュースを持ってきてくれる。勝手に連れて行ってくれる。まさに、今も。今日という日、わたしが心を休めていても、だれかがチャンスをつくってきてくれる。なんてやさしいんだろう!なんて温かいんだろう。自分が心震わせば、なにかを生み出したあとで、ある瞬間、自分よりも心を震わせている人がいることに驚く。

4日ほど前。
月のものが始まったばかりで身体が重たく、お布団のなかでゆらゆらしていたら、下から「なおちゃーん」と声が。同居人さんが、なにやら茶色い瓶を手渡してくれた。私の脚に掻きむしった跡があることを知って、ブレンドしたオイルをわざわざ瓶に入れて持ってきてくれたのだ。たからもののオイルになった。そして「この間のnoteも、すばらしかったね。泣いちゃったよ」なんて言ってくれた。読んでくれたことに驚いていたら、さも当たり前かのように振る舞ってくれたのがまた嬉しかった。その方はとび職人だった。現場で体験した切実なものがあるのが伝わった。最近動画で知ったペンキ画家SHOGENさんの言う、”あたたかい境界線”の話になった。一口に自然素材の建築と言っても、コンクリート基礎と土など、その境目ははっきり分かれているものが多い。その境目を、有機物でぼかすという考え方を教えてくれた。私のバイトしている農園レストランの農業部の方も同じ考えを持っているらしい。そうか。今度会ったら自分からそういう話をしてみよう。自分の目がちゃんと透き通っていて興味が鋭くなっていれば、すでに知り合っている人ともほんとうの興味で繋がれる。

ちなみにおやかたもnoteを読んで喜んでくれた。
「そうそう。さっきカインズホーム行ってね、防じんマスク買おうかなぁと思ったのが。。ナヲに確認してからにしよう思ってやめた。そもそもモルタルまた練る?」と連絡をくださり、「当分モルタル練らない。。」と返信。「コジコジ」に登場する頭花君の花がしょんぼり枯れていくアニメーションのLINEスタンプを添えて。おやかたは笑って了承してくれたのでした。

ちなみに、この子が先日のモルタルの裏面。
しっくいの裏面

ちなみにこの記事を書き終わった後、モンゴルサワーが効き二日酔いで倒れそうになり、搭乗時間まで空港の休憩室で過ごす。トホホ。

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