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失せ物占(奇門遁甲)

数カ月前のある日、マイナンバーカードが手元にない事に気付きました。
いつも貴重品等を必ず入れている透明なポーチに入っていない。

しかし、ここ最近にそのポーチを外に持ち出した記憶もない。

(間違って何かと一緒に捨ててしまったのかな・・・)

そこで「卜占」(ぼくせん)の出番です。

私が良く行う「断易」(だんえき)で卦を出してみたのですが、
その時は卦を上手く解読できずにいました。

そこから二~三カ月程時間が経ち、マイナンバーカードを失くしたままだと
都合が悪いので、再発行するべきだなぁ、と心中、引っ掛かっており、
また断易の卦を読み直そうとしたのです。

しかし、これはものすごい反省すべき事なのですが、
メモしたその卦についての詳細を書かなかった為に
そのメモに書かれているどの卦が
マイナンバーカードの行方を占った卦なのかが全くわからない状態・・・
(他にも詳細を省いた卦だけのメモが多数(笑))

それでも気になっていたので、ふと早朝に目が覚めた時に
「奇門遁甲」(きもんとんこう)で見てみました。


失せ物占を遁甲でやろうと思い立った時間から出した盤

失せ物占の場合、その対象物を示す場所は
天盤の「時の十干」が入る場所を見るとされています。

この時間の十干は「丁」。
盤で見ますと「艮宮」に入っています。(左下の宮)

艮宮の状態

その宮に入っている要素の意味から関連性の高いものを
ピックアップしてみます。

「艮宮」
象意 : 東北
物象 : 黄色、橙色、四角。2個の物を合わせた物、
積み重ねた物、積木、椅子、机、テーブル、箱。
「天内星」
物体 : 特産物、農産物、女性服飾、四角形の容器、スポンジ、布。
「丁奇」(天盤)
事物 : 文章、証書、占術、文房具、灯り。
「戊儀」(地盤)
事物 : 市場開拓、資産、資本金、不動産、骨董、山海珍味、貴重品。
(出典「全伝 奇門遁甲」黒門氏著 東洋書院刊)

家の東北の方向にはいつも居るパソコンの机があり、
脇に置いてあるプラスチック製のチェストには
冒頭にも記したマイナンバーカードや
貴重品を入れているポーチが入っています。

艮宮の東北方位、机、テーブル、箱
天内星の四角形の容器
丁奇の文章、証書、占術、文房具
戊儀の貴重品

以上の情報から、そのチェストの中に入っているという
イメージが湧いて来ます。四角形の容器はポーチでもあり、
プラスチック製のチェストの引出しとも取れる。
また、丁の意味である文章や占術関連のテキストも
同じチェストの他の引出しの中に入れてあるので、
そのものずばり、と言えます。

しかし、その机の引出しは良く探したつもりなので、
半信半疑でもう一度チェックしてみました。

すると・・・。

そのポーチに一緒に入れていた
パスポートの中にマイナンバーカードを発見!

上手い具合に中に挟まっていました・・・。

探したつもりになっていましたが、完全に見落としてましたね・・・。

ちなみに艮宮には「白虎」も入っていますが、
(交通)の意味もあり、関連としてパスポートと取れなくもない。
また、「死門」には(動かない)、(隠れている)、
などの意味もあるので
情報として出ていたのではないかと思います。

再発行の申請をしようと本気で思っていたので、
この卜占から発見できたのはとても良かった。

自分自身を示す日の十干のある場所は盤の右上の坤宮で、
「生門」であり、坤宮と艮宮で共に「土」なので
剋する等の悪い関係ではなく、
これも良い情報が出ていたのではないでしょうか。

本当は、最初に断易で占った時に発見できれば良かったのですが、
腕の未熟さと、チェストは一度探してみたばかりだったので
「そこには無いはず」と強く思い込んでいたのが原因ですね。

それにしても、最大の教訓は断易で占った時はちゃんと
占的等の情報もメモしておかなきゃダメだ、という
ズボラな私への警鐘であった(笑)


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