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音楽でモノマネしてみる--練習の考え方篇

どうも、ギター演奏家や講師を行なっております、むらかみたいちと言います。普段は都内でジャズ系の演奏を行ったり、ギターを教えたりしています。こちらのnoteでは、音楽という抽象的な存在を頭でしっかりと理解するために、あえて文字だけで練習方法や考え方などをつらつらと記載していきます。

「コピー」の概念を変える

初めてバンドを組むと、だいたいは既存曲の演奏から入ると思います。いわゆるコピバンってやつですね。とくに初心者の段階では仕方ないのですが、初めのうちは構成とコード進行を覚えるだけでいっぱいいっぱいになると思います。

もし、何度か練習を重ねてある程度その曲に慣れてきたら、取り組み方・意識をすこし変えてよりクオリティの高いコピーを目指していきましょう。それが、「モノマネ」に近い概念です。

モノマネの練習

ある曲の演奏を繰り返して慣れてくると、「覚えたけど、何か違う」という状態に陥ると思います。それはなかなか良い傾向で、決められたコードを弾くだけでは違和感があることに気づき始めているからです。その曲に対する理解や解像度が上がってきているのですね。

じゃあ、それを脱却するにはどうすればよいか。それは、原曲を再度聴きまくることです。

実際に誰かの声マネをする時って、本人の音声を聴いたりしますよね。さらには身振り手振りだったり、より本物らしさを追求することになると思います。「らしさ」を再現する情報は、楽譜やコード表には記載されていません。ニュアンスや雰囲気を味わえるのは、音源のみです。

これは先日書きました、こちらの記事にも通ずる話ですので、併せてごらんくださいませ。

以上です。

もし個人的にレッスンを受けてみたいなどございましたら、taichi.m.pgt@gmail.comへご連絡ください。1時間5000円で、練習方法や練習曲、音感トレーニングなどをお伝えしていきます。これからギターを始める方については、楽器屋に行って一緒に選ぶサービスもお付けします。(都内近郊限定)ではでは。

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