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楽器練習における気合いと根性について--練習の考え方篇

どうも、ギター演奏家や講師を行なっております、むらかみたいちと言います。普段は都内でジャズ系の演奏を行ったり、ギターを教えたりしています。こちらのnoteでは、音楽という抽象的な存在を頭でしっかりと理解するために、あえて文字だけで練習方法や考え方などをつらつらと記載していきます。

ド精神論を語っていきます。
音楽というものは、気分や精神状態によって演奏の質が変わってしまうものなので、あえてこういった内容にも向き合っていきましょう。

できないことを、ちゃんとやる

ギターの演奏やテクニックを細分化すると、けっこうたくさん出てきます。当たり前ですが、弦を押さえる指先は痛くなりますし、思っているような演奏にならないことの連続です。ですが、痛いからやめておこう、苦手だから後回しにしていこうであれば、一生上達しません。Fが抑えられません、という認識があるのであれば、1週間その練習だけやってみましょう。1週間で満足いかなければ、2週間やればいいのです。一応のコツやポイントなどは存在はしますが、それ以上に量を重ねないとうまくいかないことの方が実際多いわけですね。

できない自分を受け入れる

やっぱり挫折する人の傾向として、できない自分を受け入れられない、があるなぁと日々感じています。そもそもですね、プロで活動しない限り楽器や音楽というものはライフワークの一つで存在するだけでいいのです。だから、無理だからやめるみたいな考えは捨ててしまって、時間がかかってもやり続ける、それだけでしか無いのですね。自分がやってみたいと決めたことであれば、尚更です。むしろ、難しいことをクリアすることを楽しんでいくくらいの、ある種ユルい気持ちを持ち続けることも時には大事な気もしています。

ちょっと強めな内容になったので、「趣味だからこんな感じでやらなくてもいいわぁ」と思われる方もいらっしゃると思います。が、しかし。これは完全に僕の意見でしかないのですが、趣味だからこそ自分なりにちゃんとやろうよぉ〜と思うわけです。趣味で取り組むことについて、残念ですが誰も構ってくれません。その活動を良くするのも悪くするのも自分しかいないのです。

僕は誰かにギターを教えることはできます。が、練習や活動の管理まではできません。強要するのもNGな世の中になってきていることもありますからね。だからこそ、具体的な努力を行なったり、やる気スイッチを押すのは自分自身のみなのです。他人に介入し辛くなってきている今日この頃だからこそ、自分で考えたり努力を行えることの格差がより広がっていくんじゃないのかなぁ、って最近考えています。

以上、こういうスタンスを持つことも大事なのでは、という内容でした。
もし個人的にレッスンを受けてみたいなどございましたら、taichi.m.pgt@gmail.comへご連絡ください。1時間5000円で、練習方法や練習曲、音感トレーニングなどをお伝えしていきます。これからギターを始める方については、楽器屋に行って一緒に選ぶサービスもお付けします。(都内近郊限定)ではでは。

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