見出し画像

【ギター(or全楽器者)むけ】何の曲を練習したらいいか、わからなくなった時 --練習の考え方篇

どうも、ギター演奏家や講師を行なっております、むらかみたいちと言います。普段は都内でジャズ系の演奏を行ったり、ギターを教えたりしています。こちらのnoteでは、音楽という抽象的な存在を頭でしっかりと理解するために、あえて文字だけで練習方法や考え方などをつらつらと記載していきます。

なんとなくコード表を覚えて簡単な曲が弾けるようになった後、次にどの曲をやったらいいのかわからない・・・みたいになってしまう方が一定数いるようなので、今回はその内容について考えてみようと思います。

知らないことの方が多い

すごく当たり前な大前提ですが、この世に流通している音楽の全てを把握することは無理です。逆に言えば、音楽というものは永遠に開拓し続けることができます。これは僕の考えなのですが、何の曲を練習したらいいかわからない、ということは自分が好きになれる・ハマれる音楽の要素をまだまだ理解しきれていない、という状態に近いと思います。なので、このような詰まり具合を感じた際は、一度新しい音楽を聴く時間を増やしてみることをオススメします。特に、これまで触れてこなかった音楽やアーティストに触れてみて、果たして本当に好きか嫌いなのか、そしてなぜそう思うのかを考えてみることが大切だと思っています。

ただ、急に真新しい領域に手を出すのは、調べ方がわからないといった問題もあるかと思いますので、ストリーミングサービスを駆使して、似たようなジャンルやアーティストをちょっとズラしていくのが良いのではないでしょうか。

僕の場合ですが、
アコギを始める→ミスチルやスピッツなどメジャーな曲を練習する→夜空ノムコウでスガシカオを知る→スガシカオがファンク音楽に影響を受ける→昔のファンクとかR&Bを聴いてみる・・・みたいな流れで触れる音楽の幅を増やしていきました。一例でしかないですが、参考までに。

レパートリーを増やす事が全てなのか

そもそもですが、新しい曲に取り組むことでわかることもあれば、ある1曲を極めていくことで見えてくることもあります。なので次の曲次の曲、、、と焦ることもありません。もっと言えば演奏できる曲数を増やす事が、演奏の上達に全て繋がるわけでもありません。なので、この曲飽きてきたな・・・という気持ちになったらすこし要注意です。一度気持ちを俯瞰してみて、本当にそうなのかどうなのか見つめ直してみましょう。

以上です。どこかで琴線に触れる曲に出会えるまで、気長にやっていきましょう。

もし個人的にレッスンを受けてみたいなどございましたら、taichi.m.pgt@gmail.comへご連絡ください。1時間5000円で、練習方法や練習曲、音感トレーニングなどをお伝えしていきます。これからギターを始める方については、楽器屋に行って一緒に選ぶサービスもお付けします。(都内近郊限定)ではでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?