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【初心者むけ】ピッキングの練習方法について --楽器の扱い方篇

どうも、ギター演奏家や講師を行なっております、むらかみたいちと言います。普段は都内でジャズ系の演奏を行ったり、ギターを教えたりしています。こちらのnoteでは、音楽という抽象的な存在を頭でしっかりと理解するために、あえて文字だけで練習方法や考え方などをつらつらと記載していきます。

以前、ピッキングの脱力についてのnoteを書きました。

今回は↑の内容を基にした、初心者向けの練習方法、意識の向け方を書いていきます。

素振りからスタート

野球みたいな目次ですが、やっていきましょう。
前回のピッキングnoteで記載しました「脱力した状態のぶらぶら運動」を、ピックを持たずに手の握りを作った上で行ってみましょう。リアル・エアピッキングですね。

★意識ポイント
ピックを握るフォームを作ってぶらぶらするのですが、指先に力が入っていると、手首に力が入ってしまいうまく脱力できません。なので、親指の握りは指先ではなく、付け根の筋肉を使って押さえ込むようなイメージで取り組んでみましょう。指先ではなく、親指の腹でピックを掴みにいきます。感覚が掴めたら、実際にピックを握ってみて同じ運動を行います。これはまた別の機会で書こうと思うのですが、ピックで弦を弾く際の音色や音量は、ピックを握る強さでコントロールしていきます。なので、指先にグッと力が入りすぎると、それが難しくなるんですね。素振りが慣れてきたら実際に弾いていきましょう。

とにかくゆっくり

実際に弾く際には、とにかくゆっくりからスタートです。そして、ピックが弦を弾(はじ)く際に得られる感触に強く注目してください。ギターはピックの当て方によって、音の表情が大きく変化します。ピックを弦に対して真正面に当てたり、斜めに入れてみたり、、、その際にピックを通して指に伝わってくる振動がどんなものかまで詳細に観察してみてください。こういった練習を注意深く行うことで、将来的に一辺倒なプレーからの脱却へ繋がっていくことでしょう。

そんなこと!?みたいな内容だったかもしれませんが、案外こういう意識の向け方が大切だなぁと僕は考えています。ダラダラ音を鳴らすのではなく、立体感のある表現を実現するためには、演奏動画や教材の閲覧だけでは感じ取れない部分に意識を向けないといけません。

もし個人的にレッスンを受けてみたいなどございましたら、taichi.m.pgt@gmail.comへご連絡ください。1時間5000円で、練習方法や練習曲、音感トレーニングなどをお伝えしていきます。これからギターを始める方については、楽器屋に行って一緒に選ぶサービスもお付けします。(都内近郊限定)ではでは。

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