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「楽観的な人生観をもつ」習慣

 どんなにお金を積んでも、逆立ちしても頑張っても、自分の力ではどうすることもできないこと、それは次の2つです。

1.「自分の意志ではなく、この世に生まれてきた」ということです。
2.「生まれてきた人間は誰でも必ずいつかは死ぬ」ということです。

この2つは、自分ではどうすることもできない厳然とした真実です。私たちはいま、こうして生きているから、自分だけでは死なないと思っています。あるいは、ふだん、そんなことを考えたりしないだけのことです。

 もちろん、楽観的な人生は大切です。「生かされている生命」を明るくまっとうするのが人生だと思います。

  一休禅師が自分の死の間際に残した言葉です。

「きのうまで他人の事だと思いしに、こんだは俺(おい)らか、こいつはたまらん」

友人・知人の葬儀に参列する回数が増えてくる中高年になると、この一休禅師の言葉が彷彿とよみがえります。

 私たちは麻衣位置、朝起きて、仕事をして、夜になると眠る・・・という生活を繰り返しています。このように刹那、刹那の毎日を送っている私たちは誰でも、人生の「終着駅」に刻々と近づいています。


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