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ヤバソチャ・オーガポンの構築記事

記事にアクセスしていただきありがとうございます。
初めまして。奈良県北部を中心にポケカを楽しんでいる「らぶる」と申します。

今回はシティーリーグS4から使い続けている「ヤバソチャ・オーガポン」のデッキについて記事を書かせていただきます。
自身の周りに「ヤバソチャ・オーガポン」のデッキを使用されている方がいないため、この記事をきっかけにヤバソチャ使いの方と繋がりがもてたらという淡い期待をもっています。

初めてのnote作成になりますので、読みにくくわかりにくいことが多々あると思いますがご了承くださいませ。

⬜︎自己紹介

まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。
2023年6月にポケカを始めました。
ミライドンex・ターボトドロクツキ・未来バレット・ヤバソチャのデッキをメインにシティーリーグや自主大会に参加しています。
シティーリーグの結果は以下の通りです。

S3のシティーリーグでは1からデッキの構築を考えて、たどり着いた60枚でベスト4までいくことが出来ました。(デッキ変遷は以下のXのリンク先に掲載しています。)
https://x.com/vd5oyaddqnwrty4/status/1761756980140720422?s=61

⬜︎ヤバソチャex デッキとの出会い


クリムゾンヘイズが発売されてから、ヤバソチャexのデッキに魅力を感じ、YouTubeのかわのそばチャンネルのNosukeさんのヤバソチャex単騎の構築を参考にさせていただき、その後はサーフゴーexとヤバソチャexのデッキを使用していました。

ヤバソチャex↓
https://youtu.be/5j2AeFc6lVY?si=Oa8JBbCzy3Z35jOk
ヤバソチャサフゴ↓
https://youtu.be/F2AVhjfMvxM?si=S6yNhgFg8x9HEcqn

Youtube かわのそばチャンネル


変幻の仮面でオーガポンみどりのめんexと非エクのヤバソチャが登場することもあり、ますます期待が高まるばかりでした。
自身のシティーリーグS4が変幻の仮面発売二日後ということもあり、「ヤバソチャ・オーガポン」のデッキで臨むことを決めて構築を1から考えることにしました。
シティの結果は惨敗でしたが、同日別会場でシティリーグに参加していた、現ポケカ四天王のヤマノタケルさんが「ヤバソチャ・オーガポン」でベスト4に入賞されました。

https://x.com/xrowgu/status/1784523795778474443?s=61

ポケカ四天王 ヤマノタケルさんのX

この結果を受け、デッキリストを参考させていただくのと同時に、「ヤバソチャ・オーガポン」のデッキの可能性を信じて使い続けることにしました!!!

⬜︎ヤバソチャ・オーガポン
      (ナイトワンダラー環境 6月18日現在)

デッキリスト

数枚の変更はありますが、おおむねこの構築でジムバトルや自主大会などで51戦中36勝15敗で勝率が約70%となっています。

主な環境デッキとの対戦結果は以下の通りとなっています。
(この結果で有利不利を示すものではございません。)

○ルギア 3戦3敗
○リザビーダル 1戦1敗
○ゲコメノコ 1戦1敗
○ライコポン 2戦1勝1敗
○古代バレット 4戦2勝2敗
○ドラゴポン 2戦1勝1敗
○サナマシラ 3戦2勝1敗

○ドラパルト軸 6戦6勝
○ピジョリザ 3戦3勝
○ボムリザ 1戦1勝
○ロストバレット 3戦3勝
○カイナ 3戦3勝
○サフゴ 2戦2勝
○おまつり 2戦2勝
○パオ 2戦2勝

フリー対戦も含めると、大前提としてルギアのデッキにはどうやっても勝てません。。。
またライコポンも相当相手が事故らない限りは勝てません。
現環境のトップシェアを占めるルギアとライコポンに勝てないため、「ヤバソチャ・オーガポン」をあまり大会で見ないのかなと思っています。
ただ、ドラパルトやリザードンにはそこそこ有利が取れるのかなと思っています。

⬜︎デッキ解説

60枚の採用理由やカードの特徴、使用感などを自分なりの考えを話していきます。

◇ポケモン

○ヤバソチャex
 このデッキのキーカードです。せんじがえしがとにかく強力です。防がれる手段としては「ミストエネルギー」「ベラカスのスフィアシールド」があげられます。
 バトル場だけでなく、ベンチポケモンにもダメカンを乗せることができるのが強力で、エネルギーを16枚採用しているため、最大30個のダメカンを乗せることが出来ます。
 バトル場にポケモンを縛った状態で、裏のアタッカーやシステムポケモンを倒していき、テンポをとっていきます。例えば、サナ対面かがゲコを前に出してキルリアを取ったり、ロスト対面はウッウを呼んでキュワワーを取ったりできると相手の要求を少し上げることに繋がります。
 また、下技のまっちゃスプラッシュも強力で、環境初期は30回復の効果が知られておらず、ドラパルトのファントムダイブで裏のオーガポンに10ずつ乗ったダメカンを取り除くことが出来ていました。また、ウッウのおとぼけで乗った110を80にできることもかなり強力で、おとぼけ・ロストマイン圏外に出来ます。

○チャデス
 チャデスは2種類ありますが、こちらの特性くらがクレを持ったチャデス1択だと思います。とにかく特性が優秀でベンチにいる限り、セルフマナフィジラーチ状態なので、前に呼ばれない限りはまず倒されません。
 カースドボムの登場により、その限りでは無くなってしまいました・・・が、勇気のお守りを貼ることでサマヨールのカースドボムまでは耐えられるようにすることもあります。

○オーガポンみどりのめんex
 このデッキの重要なドローエンジンです。ベンチに2ー3体を並べて満遍なくエネ加速しつつドローしていきます。後攻1ターン目でも、エネルギー付け替えを使用してまんようしぐれを打ちにいくことが出来ます。
 殴ってきた悪リザは3枚でワンパン圏内、後はガチグマアカツキexは出てくるタイミングによってエネルギーの枚数が異なるため、相手がベンチに出してきたタイミングやサイドの数を意識しながらオーガポン1体にエネルギーを集めることを意識します。(合計でエネルギーが8枚あれば270ダメージが出せる)
 1エネだけつけたオーガポンも重要で、バトル場に出して逃げることで、ヤバソチャexのせんじがえしの火力を上げることにも繋がります。

○ヒスイドレディアV・VSTAR
 いつもポケモンカードを一緒にプレイしている方に教えていただいた最強のキーカードです。このカードがないと自分の「ヤバソチャ・オーガポン」のデッキは完成しなかったと思います。
 VSTARパワーがとにかくこのデッキと相性が良すぎます。序盤の展開を支えてくれたり、せんじがえし後に草エネルギーをデッキから抜き取る役割、ジャッジマン後の事故防止、終盤の手札干渉後の復帰と、ゲーム中のどの場面で使っても強いです。
 またVのまいおどるも後攻1ターン目に使用することで、序盤の展開の支えになってくれます。
 初手にあまり展開できない手札の場合は、優先してVをボールや虫取りセットで呼んできてベンチに出しておき、VSTARパワーを使う準備を積極的にするように心がけると安定して戦っていくことが出来ます。
 ナタネの活気から手張で230打点を出せるのも地味に強く、テツノカイナや220ラインのexのたねポケモンを狩り取ることも出来ます。

○かがやくゲッコウガ
 オーガポンに次ぐ重要なドローエンジンです。ただオーガポンとの1番の違いはエネルギーをトラッシュできることです。せんじがえしの火力を上げつつ2枚ドローできるマストな1枚となっています。ゲッコウガとアヤシシVが唯一虫取りセットでもってこれないため、ネストかハイパーで優先的に場に出してから虫取りセットを使うのは必須の手順となっています。

○アヤシシV
 超高火力アタッカー枠です。理想は中盤こちらの残りサイドが4ー3枚の際に、相手のバトル場にいる高HPアタッカー(ドラパルト、レジドラゴ、サーナイトなど)を取りにいく重要なカードになります。アヤシシVにエネが8枚以上、トラッシュに5−6枚エネがあり、ヤバソチャexに1エネついている状況を作り出せれば、ほとんど詰み盤面とすることになります。また、序盤であっても勇気のお守りをつけることで、高火力バリアーラッシュを連打できるだけで勝つ試合もあります。
 ヤバソチャexととてつもなく相性の良いカードになっています。

◇グッズ

○虫取りセット
 このデッキにおける虫取りセットは8割が2枚ドローできるカードとなっています。序盤の展開はこのカードを使う枚数で大きく変わってきます。しかし、序盤に使いすぎると、中盤以降のせんじがえし後に使えない状況になると、引けども引けどもエネしか引けないことがあるため、終盤に使う分を残しておくことも重要です。

○ハイパーボール
 手札2枚トラッシュがとても強いです。単純にせんじがえしの火力が上がります。博士の研究やゼイユが入っていない構築のため、エネをトラッシュするためだけに使うこともよくあります。4枚は必須だと思います。

○ネストボール
 虫取りセットでは持って来れない、かがやくゲッコウガやアヤシシVを優先的に持ってくるようにします。

○エネルギー付け替え
 後攻1ターン目に攻撃するのに必須カードになります。オーガポンの技の威力を上げるために使ったり、ドレディアやヤバソチャの技をエネがない状況からでも打ちにいくためには欠かせないカードです。

○大地の器
 デッキのエネルギーを持ってきて、ドローに繋げられるカードになります。ハイパーボール同様、手札のエネルギーをトラッシュできることもかなり強いです。

○夜のタンカ
 ナイトワンダラーが出るまではここの枠はすごいつりざおでした。つりざおで戻したいカードは基本的にポケモン(アヤシシVやオーガポン)で、ごく稀にエネルギー管理が甘くて足りなくなったエネルギーでした。
 この枠が夜のタンカに替わることによって劇的にデッキの周りが変わりました。欲しいポケモンはすぐに手札に回収できますし、足りないエネルギーも手札に返ってきます。手札に返るということで、序盤に手札にエネルギーが少なく、「かくしふだ」をするのか「みどりのまい」をするのか迷うことがありましたが、夜のタンカがあれば、迷うことなく「かくしふだ」から入れるようになりました。
 エネルギーは基本的に「せんじがえし」で山札に戻すことが出来るため、必要なカードを手札にすぐ戻せる夜のタンカが強いです。

○ポケモンいれかえ
 基本的に逃げるエネルギーが1枚のポケモンばかりですし、逃げる時にエネルギーをトラッシュすることが重要なデッキですので、ポケモンいれかえを使う機会は限られています。
 1つ目の使い道は、逃げるエネルギーが2枚必要な「ヒスイドレディV」と初手でスタートしてしまった「アヤシシV」を入れ替えるために使用します。
 2つ目は「アヤシシV」の火力を下げないために逃げるエネルギーのトラッシュなく入れ替えるために使用します。
 3つ目は「ナタネの活気」でバトル場のポケモンにエネルギー加速したい時に使用します。
 4つ目は最終盤にエネルギーがなくなった状態でポケモンを縛られた際に使用します。
 以上が主な使用用途となっています。

○ロストスイーパー
 主な使い道はサーナイト対面で、お守りフワンテやマントシッポをグッズで撮ることにあります。アタッカーを取りつつ、せんじがえしなどでキルリアを取れると相手の動きを止めつつサイドを2枚進めることに繋がります。
 特に他のデッキに入っているロストスイーパーの使用用途と大きな違いはないと認識しています。

○プライムキャッチャー
 ACE SPECはプライムキャッチャー一択かと思います。アヤシシVを強く使えるという点がかなり大きいと思います。また、手札干渉してプライムで縛って、せんじがえしでシステムポケモンをとることで、テンポを取ることもできます。ジャッジマンやナンジャモといった手札干渉サポートを多投しているからこそ、強く使うことが出来ると思います。

◇ポケモンのどうぐ

○勇気のおまもり
 オーガポンはHP210と現環境においてはたねポケモンexとしては、心許ないHPをしています。そこを補填してくれる重要なカードです。また、エネルギーを全回収したアヤシシVもHP270になり、2回動けるだけで一気に勝負が決まりかねない状況を作ることもできます。
 「カースドボム」が出たせいで、「くらがくれ」の「チャデス」がサマヨールで取られないようにお守りで耐久を上げることにも役立ってくれます。
 デッキの構築上、2枚しか採用できませんが3枚欲しくなる場面がほとんどです。対面に合わせたりサイドプランによって貴重な2枚をどのポケモンにどのタイミングで貼るかが重要です。

◇スタジアム

○ポケモンリーグ本部
 スタジアムの枠はとても難しいです。ルギアに少しでも抗いたいことと、ミストエネルギーで「せんじがえし」が防がれることがあるため、シンオウ神殿との2択になるかと思います。ただ、現環境においてミストエネルギーが入っているデッキはルギア以外あまりないこと、ルギアにはシンオウ神殿が1枚ではどうにもならないことをふまえて、タケルライコ・オーガポンのデッキや古代バレット、ミライドン、ともっこバレット、団結の翼など、たね主体デッキを1ターン止めるための妨害札として1枚スタジアムを入れるならポケモンリーグ本部を採用しています。

◇サポート

○ナタネの活気
 後攻1ターン目にオーガポンで攻撃すること、アヤシシVの瞬間火力を上げるため、ヤバソチャexのまっちゃスプラッシュの即起動のため、手貼りでしか育てられない「ヒスイドレディアVSTAR」の即起動のためなど、相手目線では出来なさそうなことを実現してくれる貴重なエネルギー加速手段、ドロー手段となっています。
 基本的には手札干渉を絡めてこちらはドローしていきたいので1枚採用となっています。

○ジャッジマン
 このデッキの強みは「ジャッジマン」を他のデッキよりも強く使えることにあると考えています。こちらは盤面さえ展開できていれば、エネルギーを引けばどんどん手札が増えていくため、「ジャッジマン」後に事故ることが極端に少ないと考えています。「ヒスイドレディアVSTAR」がVSTARパワーを使っていなければ、たとえ事故ってしまってもすぐに復帰することが出来ます。
 「ジャッジマン」を打って、システムポケモンやアタッカーを「せんじがえし」で取る。この動きが刺さるデッキには本当に刺さります。

○ナンジャモ
 終盤の手札干渉は言わずもがなこのカードです。特にこのデッキだからこそという使い道もなく、どのデッキにも入っているナンジャモとしてこのデッキでも活躍してくれます。

○ボスの指令
 「せんじがえし」の技の選択肢があることで、相手のポケモンをバトル場に縛ることの価値はかなり大きいと考えています。

◇エネルギー

○基本草エネルギー
 16枚採用となっています。サイド落ちも考慮して、「せんじがえし」の最大火力が280出すことが出来るのが16枚と考えての採用枚数となっています。
 特にピジョットexを取ることが大きな目的となっています。
※個人的にうずまきエネルギーがこのデッキにぴったりだと思っています。あと11枚必要です・・・笑

⬜︎環境デッキとの対面で考えていること

◇ドラパルトデッキ
 基本的にリザードンと違い、エネルギーを手貼りで育てるデッキのため、「せんじがえし」でエネルギーがついているドラメシヤやドロンチをとっていくように心がけます。また、ファントムダイブで、ばら撒かれるダメカンを回復しながら戦うために、チャデスに早いうちから手貼りして、「まっちゃスプラッシュ」を打つ準備をしっかり整えます。
 それと同時にアヤシシVに8枚エネルギーがつくように、オーガポンに満遍なくエネルギーを貼りつつドローしていきます。
 サイドプランは1(ドラメシヤ)−1(ドロンチ)−2(ドラパルト)−2(ロトムV・ドラパルト)で取れると理想的です。お守りアヤシシVが生き残ればほぼ勝ちになります。

◇ロストバレット
 毎ターンジャッジマンを打ちつつ、前にウッウやゲッコウガを縛りつつ「せんじがえし」でキュワワーを取ることで、相手のロストがなかなか貯まらないような立ち回りをしていきます。
 またガチグマあかつきexがどのタイミングで出てくるかを考えて、オーガポンにエネルギーを集めていきます。ヤバソチャexが取られた返しにオーガポンでガチグマを取れるようにすることが重要な動きになります。
 ウッウのおとぼけスピットで110のったオーガポンの体力を「まっちゃスプラッシュ」で回復することで、ロストマインやおとぼけスピットで取れないようにすることもとても重要な動きだと思っています。
 ロスト対面はとにかくジャッジマンで手札干渉をしっかりすることが重要だと考えています。

◇サーナイト
 決して有利な対面ではありませんが、「せんじがえし」でキルリアラインをひたすらに取っていくことが重要になってきます。アンフェアスタンプに備えて、VSTARパワーを残しておくことも重要な立ち回りになってきます。展開が少しでも鈍ってしまったところを見逃さず、キルリアラインを順当に取っていけば、全く勝てないことはないのかなと思っています。

◇悪テラスタルリザードン
 基本的に弱点対面で有利寄りには進めるとは考えていますが、ピジョットexが相手のベンチに立ってしまうと5分かもしくはそれ以下の勝率だと思っています。そのため、ベンチに出てきたポッポを全力でとりにいくことを考えて序盤は動きます。
 また中盤以降はかがやくリザードンが出てきます。サイド1のポケモンで簡単にサイド2取られてしまいます。かがリザを上手く2回押し付けてくるリザ使いにはどうやっても勝つことが出来ないと考えています。
 サイドを1とった返しに210点のバーニングダークが飛んでくるのを勇気のお守りつきオーガポンで耐えられるとかなり有利に展開が進むと思っています。
 この理想プランを通すために、とにかくピジョットのマッハサーチがない状況で戦わなければならないと思います。
 弱点であるのに一方的に進まないリザードンの強さを対面していていつも思います。

⬜︎おわりに

 ここまで、拙い記事に目を通していただき本当にありがとうございます。
 各デッキの対面を具体的に書けるほどの経験値がないため、ふんわりとしたことしか書けていませんので、本当に参考程度にお考えいただければ幸いです。
 そして、この記事を通して1人でも多くの「ヤバソチャ」好きの方と繋がれることを期待しております。
 再度にはなりますが、最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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