[アーティスト] ライブしなくても集客できる3つの方法
これからの時代、アーティストに必要とされる能力やスキルは何だろうか?
周りのメジャーアーティストですら、今悩んできる真っ最中だ。
この回答は難しく、なぜなら、求められるスキルは時代や環境によって簡単に変化するし、10年、20年前にヒットして今も活動しているアーティストのアプローチは、今の時代に求められているものとは違っているケースが多く見られる。未来を予測することがますます困難な今の時代において、「これがあれば大丈夫!」という勝ちパターンのようなスキルは存在しない。
ただ、どんな状態でも絶対に必要と感じるものがある。
では、コロナの影響でライブができない状態のアーティストが絶対に必要!と感じるものは何だろうか?
1. ”今”の時代のプロモーション方法に合わせる
今は、リスナーも多様化し、中央型から分散型になった。
つまり、今まではMステなどの歌番組やオリコンチャートに載るようなマスメディアにプロモーションされたイチオシのアーティスト=すごいアーティスト!という一種の洗脳だった。でも、今はランキング自体が機能していないことをリスナーが理解し、アーティストは時代にあっていなくてもカッコいい!好き!と思ってもらえるようになった。
でも、これだけは気をつけなければならない。
どんなに楽曲やアーティストが時代にあっていなくてもいいけれど、プロモーションの方法は、時代に合わせないといけない。
今までは、レーベルを通じて、タイアップや広告に力を入れていた。
これからは、自分たちが誰にも頼らずに集客できるようにならないと!
Youtube含めSNSの投稿頻度はもちろんのこと、ファンとのエンゲージメントも増やしていけば、YoutubeやSNSの集客方法を理解していないレーベルや事務所の人ともしっかり向き合って対等に話し合うことができる。そうなれば、やがて大きくなる音楽活動に、自分が一緒に仕事しやすいチーム編成ができるようになる。
2. ファンに自分たちへの応援方法を伝える
これからはCDの売り上げに頼ることが難しくなってくる。
音楽に価値はあるが、買うことに対しての価値がなくなってしまったからだ。
そうなると、ファンクラブを運営する規模ではないアーティストは、YoutubeやSNSを通じて必死に無料で継続的に価値を提供する必要がある。
ファンは、ファンであることを証明したい。
例えば、毎回ライブに行ったり、CDを買ったり、ファンクラブに入ったり。
その全てができない状態でも、ファンにファンであることを証明する方法、つまり好きなアーティストへの応援方法をアーティスト側から教えてあげることが大切だ。
アーティストも、支える側も、Youtubeやストリー ミング以外で応援する場所を作ろうとしていないことが問題なだけです。
SNSがダメ、Youtubeがダメ、ではなくて、アーティストにもファンにも「支え合える場所を作ろう!」と良いアイディアをたくさん出していく方が良い。今あるものを一切否定しないで、今あるものからどうやってプラスを増やしていくかを考えてチャレンジしてみることが大事です。
3. 月1で新曲をリリース
新曲がリリースされると、ファンは心から嬉しい!
「今度はどんな曲なんだろう?」
と考える日々も楽しい。
今までは、楽曲・M V制作費がかかってしまっていたが、「宅録」「リモートワーク」により、楽曲のリリースのコストは削減されている。
もし、月1で新曲をリリースすることができたらどんな集客に繋がるだろうか?
まず、月1でリリースするとなると、ファンと共有できるコンテンツがたくさん出てくる。
・宅録の風景
・リモートワークによるミーティング
・練習風景
・MV制作
・新曲ラフミックス
月1でこれだけたくさんのコンテンツを共有できると、既存のファンは毎月アーティストの活動をたくさん見れて、離れていてもつながっている意識が生まれる。
今までは秘蔵映像と言われていたものも、どんどん共有することで、既存ファンの満足度が上がり、投稿頻度が上がることで、新たなファンを集客するチャンスがどんどん増える。
つまり、月1リリースをすることにデメリットが一つもないのだ。
では、なぜやらないのか?
それは、「頑張り」ではなく、「仕組み」で解決することが大事だからだ。
このことについては、また次回の投稿で詳しくお話しさせていただきたいです!
最後まで、読んでくださり、本当にありがとうございます!
ぜひ、僕がプロデュースしているアーティストのYoutubeを観てみてくださいね!
國井大河です!よろしくお願い致します! さらに、活動を大きく進めてまいります!