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近年立場が危うくなってる名前を出してはいけない人

タイトルで石川慎吾だと思った人。多分彼についての単独記事も出します。

今回は小林誠司について

まぁ近年の彼はとにかく酷い。特に打撃。広陵時代から9番打者と打撃に関しては評価に値しない彼ですが近年は話にならないレベル。2年連続打率0割台とかOPS.200台とかアンタッチャブルレコードと言ってもいい。もちろん悪い意味で。

でもコバは守備型捕手だから!打てなくても問題ないから!という意見はよく目にします。

うん、うんうん。限度ってもんがあるよね。

さすがに守備型捕手と言っても擁護が出来ないレベル。DRS20くらい出してくれないと割に合わん。

その守備に関しても指標で見ればマイナス。酷なこと言ってしまうと、なんで野球選手でいられるのか理解ができない。これに関しては年齢的な劣化とか色々あるんだろうけど、守備を取ってしまうと何も残らないのは本人にとってもファンにとっても辛いこと。

ただ近年は抑え捕手としての立場を確立しているようにも見える。小林誠司の捕手防御率は3.22とイニングに差はあれど数字で見ればチームトップ。捕手防御率はあまり信頼できる指標では無いが、それでも小林誠司は抑え捕手として、守備型捕手として結果を残していると言えるだろう。

ただその役割は本当に小林誠司である必要があるのかは疑問符が浮かぶ。いつかの試合で大城卓三が見せたような脳筋ストレート要求クソリードが無ければ誰が捕手でも大勢なら0に抑える力があるだろう。

良い投手と組めば防御率が良くなるのは至極当然であり捕手防御率が信頼できない要因もそこである。
大勢の防御率は2.05。この数字は小林誠司が捕手だから出せたわけではないだろう。
そもそもの話、投手が打たれた際の責任は投手が負う必要がある。 だから僕は基本的には捕手を責めない。イージーミスをした時なんかは流石に違うが。

要は抑えれば良いのだから「抑え捕手」という役割を確立する必要性は感じない。確立するにしても、それを33歳のベテランにやらせる必要があるのか。

正直それだけなら山瀬でいい。若いし小林誠司よりかは打てる。ベンチには25人しか入れない中、その枠1つを指標マイナスの捕手に分け与える必要性はどこにも無い。

では小林誠司が生き残るために必要なものは何か。打つしかない。大城を下げると捕手の攻撃力が大幅に下がってしまうのが現在の読売である。

昔の話だが2012年なんかは阿部がベンチでも實松、カトケンが最低限、本当に最低限だが打てていたので攻撃力自体は大幅にダウンするものの、0では無かった。

それが今の読売だと0か100かになっている。無論、0は小林誠司である。別に僕は.250を打てだとかスタメンを奪えとは言わない。ただせめて、せめて.220、OPS.550は打って欲しい。守備は劣化傾向にあるが控え捕手が最低限それだけ打てれば大城休養日にスタメン出場しても文句は言われないだろう。

泣いても笑っても来年が契約最終年。小林誠司が来年以降もチームに残るためには、とにかく打つしかない。4年契約は完全に失敗であると言えるが、最終年となる2023年はその評価を取り戻すことが出来るのかも注目したい。


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