育て、育てられて

教師というのは、もちろん生徒を育てないと行けない立場です。
でも、一方的な仕事でもないと個人的には思うのです。
知らず知らずのうちに、自分が子どもに育てられることも。

半年前は、泣いた日もあった。
悩んだことは1回2回じゃなかった。

それでも、今の自分が頑張れているのは、
自分が彼らに育ててもらったからだと
今の自分は思います。
今となっては1人1人が大切で、
彼らが少しずつ大人になっていくのがうれしい一方で、
自分の手から離れてってしまうのが、
少し悲しいような。

あとどれだけ一緒にいられるかは分からないけれど、
最後の一瞬まで、彼らの喜びも悩みも
全ては無理かもしれないけれど、
共有して行けたらいいなあ。

もう少しだけ、僕を育ててください。