言葉は、救い。

大学で国際政治を学ぶ中で、
「人から政治を見る」
というのが性に合った自分は、
自伝とか、人物記をよく読みます。

好きな政治家は、
ビル・クリントン(元アメリカ大統領)
トニー・ブレア(元イギリス首相)
ゲアハルト・シュレーダー(元ドイツ首相)
女性なら、
マーガレット・サッチャー(元イギリス首相)
アンゲラ・メルケル(ドイツ首相【現職】)

まあ他にも何人かいますが、
今日は多くの人がよく知る女性政治家のお話をしましょう。

アメリカの現職大統領と言えば、
言わずと知れたドナルド・トランプ氏ですが、
彼と2016年に激戦の大統領選挙を戦った、
少しさかのぼれば2008年、オバマ前大統領と
民主党予備選で最終までもつれ込む激戦を繰り広げた、
「アメリカ合衆国大統領にもっとも近い女性」
そう言われたアメリカの政治家、
ヒラリー・ローダム・クリントン。

彼女は良くも悪くも強い女性で、
ファンも多ければそうでない方も少なくはないですが、
言い言葉もたくさん残しています。

2016年のアメリカ大統領選挙の敗北宣言は、
個人的には名演説だと思います。
Youtubeで見れるので、是非聞いてみてください。
心を打たれると思います。
「ガラスの天井」を誰かが割る日は
そう遠くないと僕は思います。

今日ご紹介したいのは、こちらの言葉。
すでに日本語に訳しています。

・・・
いつも目標を高く持ち、
一生懸命働き、
自分の信じるものを大切にしなさい。
躓いても、信念を貫きなさい。
打ちのめされても、すぐに立ち上がり、
「できっこない」「やめておけ」と
言ってくる人の言葉など無視しなさい。
・・・

初の女性大統領をめざした彼女らしい言葉の一つだと思います。
高々と目標を掲げることは、時にしんどい。
それでも、自分の成し遂げたいことの旗をきっちりと掲げ、
自分が正しいと思うことを信じ抜くこと。
自分の信じる道を歩んでいくこと。
僕自身は何かがあるとこの言葉を思い出します。
正しいことが受け容れられるとは限らない。
でも、自分が信じるのであれば、最後までやり通しなさい。
そう言われているような気がします。

今、自分も悩みながら毎日歩いています。
進むべき道はこれでいいのか、迷うこともある。
それでも、彼女はこうも言っています。

「正しいと信じることのために戦うことは意義のあること」

自分が正しいと思うことのために、
自分の人生を懸ける。
それくらい全力で自分の人生と向き合って行きたい。
つらいときに立ち返る言葉があるって、幸せだなと
今日も思います。