6/26(日) 宝塚記念(G1)

こんにちは。
ついに上半期のグランプリ、宝塚記念の季節がやってきました。
今年はメンバーも粒揃いなので楽しみです。
まずはここまでの2022春G1を振り返ってみます。

大阪杯　引っ越し中…
桜花賞　◎サークルオブライフ 4着
皐月賞　◎ダノンベルーガ 4着
天皇賞春　◎ディープボンド 2着🎯
NHKマイルC　◎インダストリア 5着
ヴィクトリアマイル　◎ソダシ 1着🎯
優駿牝馬(オークス)　◎ルージュエヴァイユ 6着
東京優駿(日本ダービー)　◎ダノンベルーガ 4着
安田記念　◎イルーシヴパンサー 8着

G1は8戦2勝と苦しい戦いが続いていますが、安田記念後の東京最終レースで3連単930.6倍を的中しました🎯🎯🎯

たまたま現地で観戦してました。

中京最終の3連単も当てて10万越えの払い戻しを経験したので、次は帯を取りに行きます。頑張ります。

以下全頭コメントです。

①オーソリティ…消
C.ルメール騎手、今回は最内枠を引きました。そろそろJRAにキレていい。前走ドバイシーマクラシック(G1)では先行策からしぶとく残り3着。今回も前目で競馬をすると思われるが、逃げ馬多数＆得意ではない右回りなので今回は軽視したい。データ的には「前走海外G1で3着以内に好走した馬」が(2,2,2,5)で勝率18.2%・複勝率54.5%で悪くない。当日のルメールの動向にも注目。あとは全く関係ないが今回JRAがコラボしているアーティストがJO1(ジェーオーワン)なので①のサイン馬券があったりなかったり。

②アフリカンゴールド…消
自身でTwitterを更新する7歳のオカマ馬。正直「めっちゃいい枠引いたな」と思いました。2走前の京都記念(G2)ではコーナー通過1-1-1-1の逃げを演出し12番人気1着の大波乱を演出。ステゴ一族の意地を見せた。前走大阪杯ではジャックドールにハナを切られるも2番手追走、0.6差7着に残している。今回もスムーズに先行できれば一発あるのではと思うが、さすがにメンバーが強いか。2年前の宝塚記念では17人気18着といいとこなしだったので、今回は良いところを見せたい。

③メロディーレーン…消
みんな大好きレーンちゃん。近3走は良いところなしだが、今回も無事に走り切ってほしい。1週前追いきりでは4F51秒8の自己ベストを計測し状態は万全。確実に勝つなら札幌や福島のOP特別クラスを使ってほしいところだが、グランプリでターフを駆けるのが彼女の走り方。初の団野騎手とのコンビで前進へ。

④エフフォーリア…△
昨年の年度代表馬。前走大阪杯では初めて9着と馬券外に消え惨敗。エピファネイア産駒早熟説が囁かれているが、この馬はこんなところで終わる馬じゃない。当レースは「前走G1で9番人気以内・負けたが2秒差未満」という馬の巻き返しが多く、このタイプは(6,4,1,20)で勝率19.4%・複勝率35.5%と好成績。最終追いきりで初のブリンカー着用、土曜輸送と不安な点は多いが、2週目開催の内有利な馬場を駆けることが出来ればアタマでもってくる。

⑤アイアンバローズ…消
2走前の阪神大賞典(G2)では2-3-3-2の通過順でディープボンドの0.1差2着、前走天皇賞春(G1)は6-6-6-4の通過順で2.1秒差の5着(これはタイトルホルダーが強すぎた)。完全なステイヤーだといえる。阪神は得意だが2200mは少し短い。長距離で買いたい。

⑥タイトルホルダー…△
ファン投票ではエフフォーリアを抑え投票数1位を獲得。この馬が顕著なのは過去5勝全てコーナーの通過順が1-1-1-1だということ。つまりハナを取って逃げられれば勝ち切れる。4走前の菊花賞(G1)では内枠から先行し5馬身差完勝、父ドゥラメンテの悲願を達成。3走前の有馬記念(G1)では好メンバーの中、大外枠＆パンサラッサの逃げにペースを狂わされ0.5差5着(通過順2-2-2-2)と崩れてしまった。2走前の日経賞(G2)では抜けた1番人気ながら2着とクビ差の辛勝。中山芝2500mの舞台でリベンジを果たした。圧倒的なのは前走の天皇賞春(G1)で、8枠16番と逃げには圧倒的な不利な枠を引きながらスタートを決めハナを主張、そのまま7馬身差で完璧な勝利を収めている。完璧なレース運びを見せた菊花賞と春天はともに3000ｍ超えの長距離レースであることから、得意な阪神とはいえ2200mは少し短く写る。枠順は内目が引けていい感じだが、今回最大の懸念点はパンサラッサがいること。これに尽きる。前述の有馬記念で崩された相手であり今回も爆逃げを決めてくるはずなので、そうなるとこの馬の勝ちパターンから外れる。「前に走っている馬がいるとやる気を無くすタイプ」に見えるので、相手関係からみてここまでの評価とした。

⑦デアリングタクト…消
'20無敗の三冠牝馬。4歳春のQE2世C(G1)の3着後に骨折が発覚し、1年を超える休養を余儀なくされた。府中への凱旋となった前走ヴィクトリアマイル(G1)では無事に走り切ってくれればと思っていたがなんと0.5差の6着。伸びない最内を選択した上でのこの競馬は強いものだと言える。ただ前走は牝馬戦だが今回は牡牝混合戦で、フォトパドックが少し太く見える上に、内枠に有力馬が集まったことから馬券内は厳しいのではないかと考える。

⑧ステイフーリッシュ…消
こちらもドバイ帰り。前走ドバイゴールドC(G2)では3200mの長距離を制し勢い十分。父ステイゴールドは7歳にして初のG1制覇を経験したが同馬はどうか。海外帰り初戦で1000ｍもの距離短縮なのでうまく対応できるかどうか。鞍上がルメールから坂井瑠星に乗り替わりなのもマイナスと捉える。

⑨マイネルファンロン…消
こちらも父ステイゴールド。ステゴ産駒は過去に宝塚記念を5勝(うち2勝はゴールドシップ)しており適性は高い。2走前のAJCC(2着)と6走前の新潟記念(1着)ではともに先行場が全滅しての差し決着だったのでその形になればワンチャンあるが、強力な逃げ馬が集まったのとそもそものメンバーレベル的に消。

⑩ヒシイグアス…〇
宝塚記念は逃げ馬が1着になったことがなく、「しぶとく脚を使えるパワータイプの馬」が必ず馬券に絡んでいる。同馬は完全にそのタイプで、2走前の香港C(G1)では海外女王ラヴズオンリーユー相手にアタマ差の2着まで迫り、前走大阪杯(G1)ではコーナー通過7-7-7-6から上がり3位の35.3秒で0.3差の4着に残している。なかなか勝ちきれないが安定感のある走りを見せており、7走前以来のコンビとなるD.レーン騎手が中間追い切りで4回もまたがっているのもなかなかに不気味。関東馬だが関西でも走るようになってきており、海外帰りの叩き2戦目で上向き調子、初のG1制覇はここか。

⑪パンサラッサ…▲
5走前に大きく逃げる競馬をするようになってから才能が大きく開花。3走前の中山2500ｍ戦である有馬記念(G1)は少し相手が悪かったが、その後の中山記念(G2)を1000ｍ57.6秒の驚異的なペースで逃げ切り、前走ドバイターフ(G1)でもハナを主張すると、最後の200ｍからさらに伸びロードノースと同着の1着、見事海外G1を制覇してみせた。海外帰り初戦で距離不安が問題だが、彼のペースについていける馬は少なく、前残りを狙えると見てこの評価。

⑫ウインマリリン…消
近2走は大敗が続いているが、過去10年での牝馬3着内率41.7％は脅威。出来れば内枠が欲しかったが、外目の枠を引いてしまったのとシンプルにメンバーレベルが高いことから実力不足と見た。

⑬アリーヴォ…消
タイトルホルダーと双璧をなすドゥラメンテ産駒。前走大阪杯(G1)では上がり最速35.0秒の脚を使って3着。ただコーナー通過が12-10-9-6と後方一気の競馬で、過去レースを見ても差し一辺倒のタイプ。タフさや持久力が必要とされる当レースには向かないと見た。

⑭キングオブコージ…消
横山典弘の後方ポツン。武豊騎手のアリーヴォも脚を溜めるタイプなのでレース序盤の後方勢は騎手の年齢層が高くなりそう。今回は息子2人が上位人気を占めており親父として負けていられない。ただ前項で述べた通り後方からの差しは決まりにくいレースで、メンバーレベル的にも厳しい。

⑮ディープボンド…◎
非根幹のキズナ産駒。3走前の有馬記念(G1)では海外帰り初戦にも関わらず0.1差の2着。2走前の阪神大賞典(G2)でも人気に応える走りを見せ、前走の天皇賞春(G1)では勝ち馬タイトルホルダーに5馬身差を付けられるも2着に善戦。まだ少し疲れが残っていそうだが、距離短縮で迎える大得意の阪神競馬場は彼の独壇場。和田竜二の久々のG1勝利を見たい。

⑯グロリアムンディ…消
近5走がダートの馬が宝塚記念に参戦。前走がアンタレスS(G3)で2着なので力不足は否めないが、鞍上が不気味。4歳馬(3,1,6,29)で勝率7.7%・複勝率25.6%と走れているが、芝代わりで好走出来るほどG1は甘くない。

⑰ギベオン…消
中京巧者。昨年7人気2着と穴をあけたユニコーンライオンと同じ鳴尾記念組だが、同馬は力を出し切っての4着で成長は見込めない。先行したい馬も多くペースが流れると予想できる今回は厳しいか。

⑱ポタジェ…消
今年の大阪杯覇者。大外枠を引いてしまったが、うまくポジションを取って走れるならこの馬にも展開は向く可能性は十分にある。宝塚記念の8枠は(7,0,2,13)で勝率31.8%・複勝率40.9%と抜群の成績。今年の大外枠にはロマンがある。紐で買いたいが今回は買い目を絞るために無印。

印まとめ

◎15.ディープボンド
〇10.ヒシイグアス
▲11.パンサラッサ
△4.エフフォーリア
△6.タイトルホルダー

買い目(今のところ)

ワイド　4-15
3連単2等軸マルチ　4,15-6,10,11

※エフフォーリアのオッズが渋ければ
ワイド　10-15
10.ヒシイグアス　単複
もあり。

今週も府中で観戦する予定(今年すでに5回目)なので、紙馬券で的中させたいです。皆様もよいグランプリを。