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大学教員公募戦士:Fランク脱出大学は?
2022年の共通テストの話題はもう終わり、次は私立大学や国公立大学個別の入学試験に関心はシフトしていると思います。
先日「コスパのいい大学2022」という記事を見つけました。なかでも「コスパのいい大学・その1~Fランク・F寸前からの脱出」は我々公募戦士にとっても関心ごとになるのではないでしょうか。
Fランからの脱出
いくつか要因があるようです。まず「好立地」「学部の成長」「大学改革」の3つを「コスパのいい大学2022」では挙げています。
好立地は分かります。疑いようがありません。しかし他2つはちょっと今後の公募戦士の戦略では考えないといけない所だとおもいます。
学部の成長
2点目は学部の成長です。
これは学部が注目された、あるいは、学部カテゴリー全体が伸びてその影響を受けた、などが挙げられます。
具体的には、次でご説明する情報系学部を擁する東京情報大学、神奈川工科大学、大阪学院大学、大阪電気通信大学などが挙げられます。
つまり、今はやりの分野以外は公募が出にくいことが簡単に想像できます。Fランクから脱した大学が複数あるということは、ロールモデルとなりうるということです。
大学改革
共愛が凄かったのは、ここからで、コース制の導入や実用英検2級による学費無料策など、大学改革を次々と実施。
などなど、いいことづくめ! のような気がするとは思いますが、ちょっと待ってください。大学教員から見ると、教育に対するコストが今まで以上に増えることを意味しています。
一度でもFランにカテゴライズされたら……
経営難に陥ったら、当然のように給与が抑えらえたり、カットされたりするわけです。これがFランを脱したからといって上がると思いますか? 自分が「経営側」に立ったと考えてください。
上がりません!
上がったとしても雀の涙でしょう。理由は簡単です。18歳人口は確実に減る斜陽産業、それが大学です。研究とかそういうことではありません。儲かるか儲からないかの理屈がすでに大学に事実上ある以上、公募先を知ることは大切なこととなります。
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