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2021年ベストアルバム10選

書くぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(いつもの如く何も準備していない)(初詣の準備もしていない)
順不同です、spotifyのリンク貼ってます。

01. DIARY KEY / Base Ball Bear

前作『C3』がコロナ禍直前にリリースされた後に、アルバムツアーや対バンライブなどもキャンセルになり、色々模索してきたベボベが今回リリースしたアルバムは、「コンセプトを明かさないコンセプトアルバム」となった。
先行配信シングルの「ドライブ」「SYUUU」「プールサイダー」が、シングルでありつつもアルバムのキーとなる意味合いをキチンと持っており、「ドライブ」に至ってはこのアルバムの"明かされていないコンセプト"に一番迫った曲となっている。
アルバム同名曲の「DIARY KEY」でアルバムという日記を開き、『見つけて/隠した鍵を』とリスナーへのメッセージも明確に伝え、通しで聴きたくなるアルバムとなっている。
Mr.Childrenのオタクとしては、この曲の中の「歌う自転車/通り過ぎるTomorrow Never Knows」が、曲名引用で嬉しくもありつつ、アルバムコンセプトへ迫るための凄いヒントを与えて貰ってるなと感じた。(トゥモネバがリリースされた辺りのシングル曲名を見てください)
この記事は順位付けではないけれど、アルバムとしての満足度だったり完成度としては今年リリースされたアルバムの中でかなり上位に来てるなと思いました。

02. 海底より愛をこめて / cinema staff

https://www.barks.jp/news/?id=1000210398
↑のセルフライナーノーツがめちゃくちゃ良かったので見てほしいです、以上!!!!
海への想いが特段強いこのバンドが、海をアルバム名に入れている事実がとても重く、そして今の世界に生かされている自分達への光明として作用してくれているのが感じられて嬉しかったです。

03. GIFT ROCKS / a flood of circle

様々なバンドのトリビュートアルバムに参加した、15周年を迎えたこのバンドがアニバーサリーとしてリリースしたアルバムが、トリビュートでは無く「親交のあるアーティストから曲提供を受けて作る」アルバムというのがとてもこのバンドらしく、そのお礼として各アーティストのカバー曲を収録(CDのみ)していたのがとても愛に溢れていたなと思った。
USGの田淵さんがインディーズ時代の曲へのアンサーとして書かれた「まだ世界は君のもの」が、このバンド(と佐々木さん)に深く関わってきた方だからこそのスパイスとして作用していて、少ない曲数ではあるものの満足感がブーストされまくってます。

04. セカンド / THE KEBABS

バンドマンのアベンジャーズ的なメンバーが活動しているこのバンドの新譜がアー写ジャケット含めてアメコミパロディをやっているのめっちゃ好きです。
6ヶ月連続で新曲をCDリリースしてきてその集大成としてアルバムもリリースされ、コンスタントに新曲を聞いたような感覚でした。
本体のバンドでは出てこないような脱力感を持ちながらも曲の骨組みは勿論しっかりしているから、聴いた後にスナック菓子のような感触が残ります。

05. WalkerZ / MonsterZ MATE

MonsterZ MATEの「日常の1週間」を舞台としたアルバム。曲のジャンルもかなり幅広く、クラブナンバー(-Hanakin-)が来たと思えばP.T.P.のPABLOさん提供のゴリッゴリのラウドロック(フロムアイム)が来たりと、とても多種多様な色を見せてくれる。
前作「255」で広がったMZMの世界がそのまま広がりながらも、自分たちの色は褪せるどころかどんどんと強くなっており、早くも次のアクションが楽しみになるくらいには満足溢れるアルバムでした。


06. SAKKAC CRAFT / ツミキ

今年知ったボカロPではあるのですが、めっちゃ好きなタイプの曲を書いている上に、このアルバムが凄く完成度が高くてビビりました。
既存曲をまとめたアルバムながらも、曲間の繋ぎがどこもシームレスで最後まで突っ走られ、稲妻のような速度の曲達のアルバムが聴き終わってたので「何だったんだ今のヤバイのは」となってもう一度再生、という流れが何度も起こりました。
ソロプロジェクトのNOMELON NOLEMONもアルバムが出るらしいのでそっちも楽しみです。

07. 貴方を不幸に誘いますね / ツユ

前作「やっぱり雨は降るんだね」からの流れはぶった切られ、新章として制作された今作は、"無力感"や"閉塞感"などの負の感情がアルバム全体に纏われており、聴き終わった後にどんよりとした感情がのしかかった。
過去の曲をモチーフとした「終点の先が在るとするならば。」がとにかく良く、前作との繋がりを見せながらもこのアルバムの雰囲気をより際立たせてます。


08. REAMP / ヒトリエ

新体制となったヒトリエの初のCDとしてリリースされたこのアルバムは、いなくなってしまった人の事を思いながらも活動していく決意が感じ取れる作品となっている。本当に良いアルバムだったので是非聴いて欲しい。
ずっと追いかけてきたバンドだから、これからもずっと追いかけていきたいです。


09. 6 case / ユアネス

待望の1stフルアルバム発売おめでとうございます。学生時代から応援してきたバンドなので、こうして最高のアルバムを聴けてとても嬉しいです。
今までリリースしてきたCDの枚数をアルバム名にするという、ある種のセルフタイトルである今作は、既発曲も新曲もアルバムを構成する上で重要な曲となっており、このバンドの歴史を感じる要素となっている。
今度のツアーはライブ被りで行けないけれど、いつかまたライブを見たいな。


10. 月の兎はヴァーチュアルの夢をみる / 月ノ美兎

月ノ美兎さんの1stアルバムは、委員長をそのままパッケージングしたかのようなごっちゃごちゃしたアルバムとなってます。
曲のジャンルも、90's溢れるポップスだったりインダストリアル全開だったりヒップホップだったりと統一性が無さすぎて、それが「月ノ美兎のアルバム」の魅力として作用しているのズルだな~~~ってなりますね。
個人的なオススメとしては、アイマスの大好きな曲の「CRIMSON LOVERS」と同じ制作陣で作られた「ウラノミト」が大好きです。聴いてね。


以下は、10選からは漏れたけど良かったアルバムです、
PRiSM / ▽▲TRiNITY▲▽
Pure Blue / Age Factory
灯命 / CIVILIAN
Ethernity / For Tracy Hyde
夢遊ノ果テヨリ / Hello Sleepwalkers
夜行秘密 / indigo la End
メディカル・ロックンロール / アザミ
黄昏STARSHIP / なきごと
FREAK / ネクライトーキー
GARAKUTA / ぼっちぼろまる
11次元のLena / 近藤玲奈
Still Still Stellar / 星街すいせい
Waver / 田所あずさ
NEW ROMANCER / 理芽

また、これは今年youtubeで公開されたMVとかをまとめたプレイリストです。


そしてこれは4月から毎月作ってたプレイリストです。

以上でした。

今年は、少しずつライブに行けるようにもなってきて、少しずつ落ち着きが見えてきた一年でしたね。
以前の世界とは違う世界になってしまった景色を見てしまう事も多々あってしまって気分が落ちる日もあったけれど、また気兼ねなくライブハウスで酒を飲んだりライブを見た後馬鹿みたいに飲み屋で騒ぎたいです。

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今年の曲の再生回数順です、ツミキ聴き過ぎじゃない?

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