見出し画像

今年の年間ベストアルバム

書くぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!(何も準備していない)(初詣の準備もしていない)(デレステの年末ライブも並行して走ってる)(年越しそばの準備してねえ)(これ書いてる途中に近所の友人から年越しそばを貰いました)
順不同です、spotifyのリンク貼ってます、サブスクに無いのは商品リンク。

1. EVERYNIGHT / Age Factory

全10曲なのに30分足らずという長さなのにとても心地よい。CLOSE EYE~Easyまでの殺意丸出しの音も、Everynightのような漂うような音も同居するこのバンドは本当に素晴らしい。今年のアレのせいもあってしばらくライブを見れていないので次見れそうな時が来たら絶対見たい。

2. ボイコット / amazarashi

今年トップクラスに聴いたアルバム。アルバムツアーが延期に延期を重ね来年9月まで見れ無さそうですが、今から楽しみで仕方がない。
"拒否オロジー"というライブの開幕を予感させる曲から、"とどめを刺して"という緊張と疾走が重なる曲へ繋がっていく流れに痺れる。
タイアップなどにより既発曲も多かったものの、その曲達も生きるような構成となっていて、長いアルバムではあるもののとても聴きやすい。
また、"独白"の検閲解除版がようやく音源化。この音源が初めて披露されたライブ"新言語秩序"を、奇しくも今回のアレの影響でyoutubeにて公開された映像で見ましたが、このライブを見た上で聴くこの曲の殺傷力が格段と跳ね上がり毎回聴く度にこみ上げてきます。


3. C3 / Base Ball Bear

12曲中8曲が既発曲というアルバムですが、全てmixや再録されており、先行EPの曲を全て入れている理由なども、インタビューで語られていて凄く腑に落ちました。所謂サブスク時代である今に合わせた内容で、純アルバム曲である曲が多いと、リスナーのアルバム曲への向き合い方が分散してしまう、という意味もあるとのこと。その時、時代に合わせたチューニングを変わらず行ってきたベボベだからこそやった内容なのだなと思うと凄く納得。
Base Ball Bearの足跡をなぞり直す"EIGHT BEAT詩"、ツアーなどを通して見えた景色をなぞらえた"風来"など、ライブを積み重ねてきたバンドだからこその曲がとにかく響く良いアルバム。

4. 2020 / a flood of circle

タイトルからもう色々と考えてしまうアルバムでしたが、内容としては今聴くからこそ違った意味も見えてくるもののそれらを度外視しても真っすぐ心にぶっ刺さるストレートなロックンロール。"2020 Blues"→"Beast Mode"への繋がりにUNISON SQUARE GARDENさを感じながらも(インタビューを聴く限り意識してなかったらしいけど)、フラッドらしいアルバムでした。ロックンロールを愛した者だからこそ書ける"Rollers Anthem"の歌詞が素晴らしい。

5. 255 / MonsterZ MATE

アルバム名に8bitでの最大値である"255"を冠して、「最大」や「最強」を意味に持ってきた、推しVTuberグループのアルバム二作目。名刺的アルバムだった前作から明らかにパワーアップした今作、VTuber同士の繋がりが見えるコラボもありつつ、ソロ楽曲などでギャップを食らわせ最後に大団円で終わる、というMonsterZ MATEの前作からの一年を一気に体感出来るような一枚。"掌ダンス"が「お前ら好きだろ?」って感じな楽曲なのがムカつく~~~~実際大好き~~~~~

6. SOUNDTRACKS / Mr.Children

「重力と呼吸」から待ちに待ったアルバム。曲数は少ないながらも、ストリングスが入った曲が多く、アルバム通して激しい曲もほぼ無いためとても密度としては薄い印象を受けるものの、その隙間を生かして聴かせるのが素晴らしい。"Dancing Shoes"→"Brand new planet"で広がった世界を、"memories"で締めるこのアルバムのタイトルが「SOUNDTRACKS」なのも素晴らしい。ライブ見たいな…。

7. 3020 / SuiseiNoboAz

タイトルトラックであり結果として先行シングルとなった"3020"がとにかく良い。"Liquid rainbow"からの流れで見てもこみ上げる物はあるものの、単体で見てもとても美しい。遠い未来を見ながらも今の繋がりのまま未来に行きたいという願いが籠ってるこの曲が、今年の3月にリリースされていたという事実が本当に奇跡で、その曲を軸としてこのようなアルバムが出たのも嬉しいなあ。"それから"が、"3020"も踏まえた楽曲であり見ている景色をそのまま見つめながらも未来を見ていて、とても希望に満ちたアルバムでした。

8. Patrick Vegee / UNISON SQUARE GARDEN

今回も凄い面白いアルバムでした。"Hatch I need"→"マーメイドスキャンダラス"の繋ぎに痺れながら、既発曲への歌詞繋ぎも良い。「デコボコ溝を埋めています/つまりレイテンシーを埋めています」→"Catch up, latency"、「幻に消えたなら/ジョークってことにしといて」→"Phantom Joke"など、既発曲を引き立たせながらもブリッジとしての役割をアルバム曲が持っていますね。
しかし、限定版特典のジグソーパズルの理由がアルバム最終曲のサビでも無い所で明かされるの本当に意地が悪い。限定版クソでかいし(今は本棚に立てて飾ってます)

9. やっぱり雨は降るんだね / ツユ

今年出会ったアーティストで間違いなく一番聴いているアルバムです。かなり人を選びそうな音楽ではあるんですけど(かなりボカロ然としているので)、歌詞の書き方とか曲とか音がとにかくストライク。いつか動画作りたいなーと思ってます…。
"くらべられっ子"と"ナミカレ"の主人公が互いに憧れあっているのとても好き…。
あと、アルバム以降の曲ですけど"過去に囚われている"もめっちゃ好きです、MVの白黒の描き方がめっちゃ創作欲掻き立てられる…。

10. 盗作 / ヨルシカ

アルバム名でギョッとしたけどコンセプトを見て納得。"思想犯"のイントロのギターが"言って。"のイントロと似てるのも確信犯的にやってるだろうし、凄く色々考えたくなるアルバムでした。
"盗作"のテーマもどストライク。「パロディ」「パクリ」「オマージュ」の違いは理解しているつもりだけど、そこの境界がとても曖昧であることを改めて理解させられた。もっとちゃんと咀嚼して、動画作りたい気持ちが強いです。


以上でした。
今年は色々あって、音楽という分野への世間の反応を眺めてふざけんじゃねえよって思いも多く溢れたりしましたが、名作は絶えず出ていたという印象でした。日の目を見れなかった作品もあったでしょうけど、それらが今後出てこれるような土壌を育てたいですね。

じゃあ僕は今から風呂入ってユニゾンの配信ライブのアーカイブ配信を全力で待機するから…(紅白見てて見れなかった)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?