M.ベイリーが考えたコミュニティケアの概念
はじめに
これは自分のテスト勉強のアウトプットを兼ねているため、皆さんの見たいものとは違っている可能性がありますので、
ご了承の程よろしくお願いします🥺
今回はM.ベイリーが考えたコミュニティケア概念の説明。それらを踏まえた上で、日本におけるコミュニティケアの現状と課題について述べたいと思います。
ちなみにコミュニティケアは要援護者が地域社会で自立した地域生活を送れるようにすることを目指した地域福祉体系のことです。
1.Care out the community
コミュニティから切り離されたケア体制。社会との関係が断たれている状態。
核家族が多い日本はこの状態で援護を必要としている人がいると考えられている。
そのため、このような状況に陥っている人を見つけ出す政策が必要だと考える。
核家族化を背景に障害者や高齢者、社会で孤立した人の偏見が生まれてしまうことも考えられる。
2.Care in the community
コミュニティにある、各種の公私施設・機関が主体となって行うケア体制。
日本の高齢者施設、児童保護施設、高齢者施設などが主体となってケアをしている場合はこれにあたる。
コミュニティとしてはいい関係が気づけるかもしれないが、お金もかかり、そして人手も足りない可能性が高い。
今現状としても、大きな施設はほとんど人員が足りていない状況だ。国もお金をあまり出していないので、人員は足りなくなる。
さらには専門家などの限られた人とのコミュニティになるため、偏った考えがもたらされる可能性がある。
3.Care by the community
コミュニティの住民、近隣住民における相互扶助を基盤としたケア。
地域全体での支援体制が構築できて、地域、近所との交流がある。ボランティアや民生委員はこれにあたる。
問題はボランティア、民生委員がその地域にいない地域のコミュニティは成り立たないということだ。
実際に核家族化が進む今、民生委員やボランティアさんに負担が大きすぎることも考えられる。
今の日本の現状は?
コミュニティケアの現状としては全てが当てはまるが、厚生労働省のデータを見ると、福祉関係の施設は増えてきている。
その点で、care in the communityが主流といえよう。だが、明らかな人員不足。
ノーマライゼーション(生活条件が平等)になっているかと言われると、自分の落ち着く場所が施設で生活している人たちは安心できていない可能性がある。そのてんではcare in the communityができているかも微妙である。
その上ではコミュニティケアは脱施設化を目標としている。つまりcare by the communityを目指しているが、それにはまだまだ遠いと言ったところ。
なので、自分は政府がより福祉にお金をかけて、よりもっと質の高いケアを提供し、それらを地域住民の方々に行ってもらえるような授業を行なったりして、care by the communityを目指していく必要があると考える。
以上です。少し専門的な分野でしたが、とても良いアウトプットになりました。
自分の地域はまず民生委員さんがいるのかどうかも不明です🤔
それすらも知らないのに、コミュニティのことを書いているのは、少し恥ずかしいですね🫣
ただ、やはり知らない人と話すのはとても体力が要ります。少しずつ頑張ります🔥
読んでくださり、ありがとうございました。
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