大切なことを学んだ一コマ「拳児」02
コミーは漫画が大好きです。学びがあってもなくても、楽しいです。影響を受けた一コマを皆さまにお伝えしていきます。
殺意
ライバル、「トニー・譚」に胡蝶掌でやられた拳ちゃんは張老師に問う。
「戦いの時は、心に殺意をもった者の方が強いのでしょうか?」
『そうともいえる。が、それは一面的な考え方だ。』
「一面的?」
「それは難しいと思います。」
『じゃぁ、どうする?』
「かわします。」
『それから?』
「君はナイフの刃先が自分に向かってきた時、
自分のナイフの刃先でそれを受け止めようとするかね?」
ナイフをナイフで受け止めることは、難しい。
かわして、側面から攻める。
向けられた敵意に正面からぶつからず、搦手を突く。いや、突かなくてもいいんですよね。「受けて立つ」から争いが成立するので、そもそも戦わない方がいいよねって話ではあります。
避けられない戦いなら、正面衝突は避けよう。という話。
おしまい。