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大切なことを学んだ一コマ「海皇紀」02

コミーは漫画が大好きです。学びがあってもなくても、楽しいです。影響を受けた一コマを皆さまにお伝えしていきます。

優秀で勇敢な超脇役スーパーモブ「ジト・サントニウス」

本作をよく知る人なら絶対忘れないのがこの人、海の一族北インガルナシオ艦隊海将を務めるジトさん。ファン主人公の煽りに応えて、しなくてもいい約束をしちゃいます。単純で実直ながらも、彼の活躍で海都攻防戦は鮮やかに停戦となり、死者はわずか2名でした。
その後もちょいちょい登場して、毎回いい仕事をします。とても安定感のあるリーダーで、こういう人はチームに一人はほしいところ。サブキャラですが。

約束に向き合う

本作中、ファンは同朋ともがらである海の一族と2度戦います。2戦目である海都攻防戦の一幕から。

その少し前に、ジトはファンに「なんでも1度だけ言うことを聞く」約束をしました。言葉にすると子供っぽいんですが、それは「約束」なのです。

そしてその後、ファンは海王と刃を交えることになります。まさかそんなことになるとは思っていなかった彼らですが、開戦待ったなしの状況で、ジトは船員クルーに言います。

『もし、大海師だいかいすい(=ファン)に
「寝返れ」と言われれば全力で応える』

え?マ?

「ですが海将…あの時の約(束)は、ともに味方の時のもの」
「…まさかこのような状況では」

名前で呼ばないスタイル

『状況が変われば約束は守らなくてもよいと思うのか』

なんてかっこいいんでしょう!(モブかと思ってた)

約束は、必ず守る。自分の都合で守れない理由を考えちゃダメなんです。

x日までに提出しますって言ったけど、
他のタスクで忙しくなっちゃったので無理でしたごめんね(テヘ)

よく聞く

「まぁ仕方ない」みたいな空気あるけど、これはダメだ。どんな理由があっても、約束は約束なんだ。

なお、先に触れた通り、この海戦においてジトは約束も役目もきっちり果たした後に、自らの意思で寝返り、内戦を終わらせました。

現代にも海将がいました

この投稿で真っ先に思い浮かんだのが、ジトさんでした。(えw)
一度しかお会いしたことはありませんが、とてもすてきな店長さんです。

最後に

状況は日々変化していて、約束の前提がなくなってしまうこともあります。どうにもならない場合でも、なんとか守っていけたらいいなーと思います。甘いかなー。

おしまい。

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