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大切なことを学んだ一コマ「ワンナウツ」02

コミーは漫画が大好きです。学びがあってもなくても、楽しいです。影響を受けた一コマを皆さまにお伝えしていきます。

主人公「渡久地とくち東亜とーあ」の弱点

主人公の渡久地は「コース」と「回転数」のコントロールだけが抜群によく、それ以外は並以下という特殊なピッチャーです。彼はこの2つに「洞察力」と「精神力」を組み合わせ、他に類を見ない悪魔の様な強さを見せてくれます。実に痛快。

渡久地の弱点(球速が遅い/変化球ない/体力も普通)とされることも勝利の材料にし、勝ち続ける。どんなピンチも、すべて計画通り。

今回は、渡久地が語る、弱点との向き合い方です。

沖縄育ちの日本人

渡久地は自身の「できないこと」を弱点だなんてこれっぽっちも思っていない。すべては勝利を構成する「要素ピース」のひとつでしかない。

「弱点をも補って余りある程まで長所を伸ばす」

平成の終わりくらいから、こういう言説が増えた印象があります。平均点でなく最高点。一点豪華主義。よい風潮だと思います。

私は数年前から、苦手な事は極力お断り(あるいは代替手段を探す)ようにしています。得意なことでお役に立ちたいし、それが最も効果が高いと思うようになったから。

「できないから、ダメ」
ではなく、
「できないから、こうしよう」

弱点を補うほどにはなっていませんが、得意を伸ばしていきたいなと。

おしまい。

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