見出し画像

大切なことを学んだ一コマ「拳児」

コミーは漫画が大好きです。学びがあってもなくても、楽しいです。影響を受けた一コマを皆さまにお伝えしていきます。

伝説的ナ拳法漫画「拳児けんじ

本作は(おそらく)初めて日本に中国拳法の思想や哲学、技術体系を緻密に伝えた漫画作品です。これを読んで中国拳法に憧れ、興味を持った人はけっこういると思います。(ワイとか)当時マイナーだった八極拳を中心に扱っており、後の様々な作品格ゲーなどに影響を与えました。拳法界隈からの扱いは微妙なところもありますが、とてもおもしろい作品です。
主人公の剛拳児けんちゃん、幼少期はヤンチャ坊主ですが成長してすっかりいい子になりました。

学ブ者ノ姿勢

とっても思い入れの深い作品なので、お気に入りエピソードはたくさんあります。まずはこれ。

台湾に渡った拳児は、伝説の拳法家『李書文りしょぶん』の関門最後の弟子である劉月侠りゅうげっきょうに師事することに。八極拳ラブな拳ちゃんは「八極拳だけ学びたい」と言い出すが。。

見た目はちょっとアレ

拳ちゃん「え、と…国語と英語と数学と社会と理科と……」

悪いことしてるわけじゃないんですw

「いろいろ学んで成長した」
「君の八極拳の完成も、剛拳児そのものの成長となるべきだ」

…いろいろ…!(雑とか言わずw)

「将来使うの?」という文脈で、学校の教科の有益性が問われることがあります。(「漢文て意味なくね?ひろゆきさん」とか)それらについての是非は述べませんが、幅広く学ぶことは必ず役に立つと思っています。

目の前のあらゆる事象を「成長の機会」と考えるかどうかが、学びの意義なんじゃないかなーって。なお、この件は後に10巻で回収されます。

まとめ

格闘技を学んだ時期と本作に触れた時期がちょうど重なっていたこともあり、当時は八極拳が世界最強と信じてました。(いや、今でもだw)
そんなこともあり、中国拳法の思想や学ぶ姿勢というのは今でも深く刻まれています。短期の成果にとらわれず、目の前のことに集中し、これからも学んでいきたいなーと思います。

おしまい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?