4/12 「あのころ『失われたクラス替え』を脳裏に抱えながら私達は生きている。」

わたしたちは、結局いつまでも「あのころの習慣」に囚われている。あのころにやっていたゲームみたいな何かを生活の中に見出したり、あのころにドキドキしたメールのやり取りみたいな何かを生活の中に見出したりすることを、ひどく追い求めていると思う。

そのひとつに、わたしは「クラス替え」が大きく存在していると思うのだ。わたしたちはクラス替え的な何かを求めるばかりに、しらないうちに「余計なこと」を繰り返してしまう。ほんとうに必要なのは、あのころのアレなのに。

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