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【2021年 上半期】ぷろおごマガジン

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2021年1月〜6月末までの「ぷろおごマガジン」の記事が読めます。※一部掲載していないものもあります。
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#ゴミの写真日記

ゴミから全てを教わる人生だ。 #ゴミの写真日記

ゴミが好きで、池袋にいくとついゴミを漁ってしまう。こないだまでは手がかじかんで、カメラは持てなかった。けれど、そのあいだもゴミは見ていた。 ひさしぶりにカメラを手に、ピークタイムの池袋を彷徨った。たまにはいいか、という気持ちで東口へ。西口はもう、ゴミがない。 東口の飲食店のまえのゴミ。いまこの世界のすべてを物語っている。ゴミは向こうから語りかけないけれど、こちらが五感を働かせて問い掛ければ、かならず答えをくれるものだ。ゴミはすべてを見て、知っているのである。

ゴミに霊を観る #ゴミの写真日記

とにかくゴミが好きだ。 「ぼくの観たゴミ」をできるだけ観たままで残すためだけに、20万円のカメラを導入するくらいには好きだ。 ゴミ専用カメラ。すごくゴミが撮りやすい。 ゴミ専用のインスタグラムまで開設するくらいには、ゴミが好きだ。愛している。 この記事も、ゴミについてしか書かない。ゴミとの邂逅と、その解説である。写真付き。 ___ その日、カメラを持ってから初めて出会うゴミ。これは、どんなものでもついシャッターを押してしまう。カメラを持たなければ、きっと視界にも入

「ゴミ」には恋愛小説があり、ポルノがあり、そしてSFがある。#ゴミの写真日記

ゴミが好きだ。 道端のゴミとの邂逅が自身の骨格を支えているような気さえする。ゴミを愛でながら、ゴミで在ることについて常に考えている。 きょうもまた、美しい #ゴミの写真日記 。 ___ 炭治郎がデモしてた。マスクが嫌いらしい ___ デモのおかげでカメラを撮り、いつも通り「はじめて出会ったゴミ」を撮る。これはぼくにとって儀式のようなもので、「これからゴミをみるぞ」という気持ちをつくってくれる。この儀式がないと、なんだか気持ちがわるい。みる力が弱まる感じがする(?)

春はタバコの吸い殻すら桜の花びらに化かす #ゴミの写真日記

春に散る桜の花びらと、駐車場に散らばるタバコの吸い殻たちとの違いについて考えていた。 タバコも桜も、どちらもパッと現れて、パッと消えてゆく。なによりも「儚さ」を連想する2つだ。それが今は重なって見える。美しい...。 ___ ゴミが好きだ。 こうしてゴミを愛でながら、ゴミで在ることについて常に考えている。ゴミのような美しさで在りたい。 きょうもまた、美しい #ゴミの写真日記 。 ___

学校をサボる日の世界はいつもより黄色くて #ゴミの写真日記

ゴミが好きだ。 こうしてゴミを愛でながら、ゴミで在ることについて常に考えている。ゴミのような美しさで在りたい。 きょうもまた、美しい #ゴミの写真日記 。 ___ 池袋で目を覚ますと、よく公式LINEを送ってきていた不登校の女子校生からメッセージが来ていて、それが目に入る。 9時45分。なんとなく、自分が学生の頃を思い出して。「行くところがないからパパ活でもする」と言っていたから、聞くはなしもありそうだな、と思い、「ひまなら、14時まで散歩するけど、来れば?」と