初めてもらった演奏ギャラの金額
早速ですがお金の話です。※上の画像は本文とは一切関係ありません。
この話を読んで、ジャズミュージシャンは夢があるなぁと思うのか、将来が不安になるか。前者ならぜひチャレンジしてほしいですし、後者なら周到に準備をしてからでも遅くはないかと思います。
フリーランス、といってもいろんな業種がありますが、大概は一度就職して、そこでお金を溜めながら知識や人脈を増やして独立していく、という形が一般的かと思います。
(いずれそこも書きたいですが、ミュージシャンも僕はそのような形を取ることが実は活動を安定させる近道なのでは、と思っています)
その中でジャズミュージシャンというのはちょっと特殊で、ぬるりとプロになった人がすごく多いんじゃないかと思っています。(僕の周りだけだったらごめんなさい!)
つまり、資格もなければ、演奏家として就職することってまれだし(ハウスバンドはありますね)、かといって初めてすぐに食えるほど稼げるか、っていうとよほどの才能でもなければちょっと難しい。まぁ大抵はバイトと平行しながらの活動になるでしょう。
僕の場合ですが、バークリーを卒業するタイミングで、先に帰国していたボーカリストの友人が僕の帰国に合わせてライブを組んでくれて、(六本木のオシャレなバーでした)そこでギャラをもらった、というのが日本で最初にお金をもらったお仕事です。典型的なぬるりパターンだと思います。
金額は....5千円。
でした!
まぁ別にふーん、って感じでしょうかね。
ただ僕はこれはめちゃめちゃ嬉しかったです。
専門学生時代やフリーター時代はバンドやってまして、たくさんお客さん呼んでノルマ払って残った分をメンバーで折半、みたいな感じだったのでまぁリハ代とか考えたら儲かってるわけもなく、最初からギャラを貰える前提で演奏できたのが何より衝撃的でした。
多分、金額は人それぞれとして、ジャズミュージシャンの最初の仕事ってこんな感じで先輩に誘ってもらって仕事もらって、っていう感じがほとんどなんじゃないでしょうか。
今回はフリーランス、というよりはジャズミュージシャンの初収入の話でした!
金額はともかく、これが仕事になっていく、ってちょっと不思議な感じですよね...
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