拳の中。
夜から星を奪おう。
誰もが呪いを託せないよう。
夜から静寂を奪おう。
誰もが孤独を誤読しないよう。
読み捨てられた希望を燃やし尽くそう。
走り疲れた光陰を慰め悼もう。
言葉が遮られないうちに。
握った拳は悔しさの代弁者か
あるいは、勇猛果敢な雄弁者か
どちらにせよ
思いばかりが乾いた鼓動する。
虚しさを問うのは
遠く過ぎた遊び
机上に空論を漂わせ
青い学者よ、つまらぬ夢に死ね。
夜から星を奪おう。
誰もが呪いを託せないよう。
夜から静寂を奪おう。
誰もが孤独を誤読しないよう。
読み捨てられた希望を燃やし尽くそう。
走り疲れた光陰を慰め悼もう。
言葉が遮られないうちに。
閉鎖され行く日常が戻ってくれば
帰還から解放される魂が生まれ。
そんな日常を踏破し眺めるが
白昼夢
嘲笑の象徴として、透明の月
されど睨む
ゆえに睨む
血眼を曝け出して、睨む。
拳の中に空虚を詰めて。
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