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うにゃ、と、むにゃ

この胸の鬱屈感は
あの胸の爽快感と
等価交換できるわけも無く。
苛立ちが屹立して
雷音を
呼吸のたび
雷音を

答えのない、形のないものに
何故、言葉をあてがうのか
応えのない、限りのないものに
何故、縋り付いてしまうのか
灰燼に帰して
灰燼に帰して初めて
理解に到達する。
灰燼に帰して
灰燼に帰して初めて
涙に濡れる頬の温もりを
知る。

股を弄り、流動に高揚し
踊れ、踊れ、阿呆になって踊れ
愛を疑い、愛に誑かされ
踊れ、踊れ、鬼畜になって踊れ
薄日が差し始める頃
低空飛行の燕に
魂が啄ばまれるその時に
快楽は絶頂を迎えるだろう。

答えのない、形のないものに
何故、言葉をあてがうのか
応えのない、限りのないものに
何故、縋り付いてしまうのか
灰燼に帰して
灰燼に帰して初めて
自戒を創作する。
灰燼に帰して
灰燼に帰して初めて
涙に濡れる頬の温もりを
泣く。

この胸の鬱屈感は
あの胸の爽快感と
等価交換できるわけも無く。
苛立ちが屹立して
雷音を
呼吸のたび
雷音を
突き立てるかのごとく
暗喩的な灯りで
彼方、此方へ。

声ならざる声を運ぶ。

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