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確かな感触は私には在る まだ留まる場所は 要らない 依存ではなくて 理想ではなくて 流れた血…
僕らが嘘つきなだけで 誰もが嘘つきじゃない だからと言って 殺しちゃならない でもねと言っ…
彩を様々にまとい 街は今、呼吸をする。 その移り変わりに 星の数ほどの物語が生まれた。 時…
なぞっていくばかりの生き方しか知れなかった 遠ざかる陽の陰ばかり追いかける日々だった 振り…
雨が通った跡を 僕らは何も知らないまま 歩いている。 雨が通った跡を 僕らは何も感じないま…
壊して その軽率な愛撫が触れたこと すべて 許して この従順な鼓動が告げたこと すべて いっ…
2013年5月28日 美しい。の判断基準は常に文化に内在する そして文化とは時代と共に変遷し、変容する ところが、美しい。の判断基準は時代とは無関係な位置にある ある種崇高で、多様で、稚拙な形容文句でありながら 触れることの叶わない 美しい。 矛盾、ただそれのみが、美しい。を成立させ、同時に混沌化させる 故に人は、信じがたいほど、美しい。に惹かれ信仰し続けてきた 外観的なものも内観的なものも可視なものも不可視なものも すべて、すべてに 美しい。 を、求め続
いつかの嘘が言葉に胸に突き刺さる 確か、拭い去った。どうやらそれは つもり、だった。 軋ん…
この話は単純な結末を迎える この単調な世界の端で僕らは今まさに死ぬ 本当さ、嘘にしたけ…
気だるい午後の始まりは 酒臭いお月さんとの談笑 寝ぼけた時計が仕事を怠けたせいで 今また夢…
影を踏んで歩いていた。 誰かがその憧憬を『踊る(dance)』と読んだ。 季節の変わり目に光は、…