第6回 キュレーションが必要な訳 (情報リテラシー論)

感想
キュレーションはそもそも博物館や美術館で企画展を行うキュレーターという言葉から派生した言葉で
あるとは知りませんでした

そういえばなぜ「キュレーション」というのが必要になってきたのか?キュレーションは情報を収集、分類し、他の人と共有することであり、インターネットの普及とともに急速に広まり、多くの人々が情報を見つけ、共有する手段として利用しています。

そして多種多様なテーマに沿って必要な情報を収集、選別、編集をしたうえで見やすくまとめたサイトをキュレーションサイトと呼んでいるのです。分かりやすくと「まとめサイト」である。主なキュレーションサイトとしてSTUDY HACKERや食べログまとめ、北欧、暮らしの道具店などがあります。また、キュレーションサイトは、初期費用やランニングコストが抑えられる点から、気軽にサイトを立ち上げやすい点や情報が一箇所に集まっているので、何度も検索して欲しい情報を探す手間がなく、短時間で手軽に情報収集ができるメリットがある

つまり、ユーザーにとってもサイト運営者側にとってもメリットがあります。しかしキュレーションサイトは便利に情報を入手できる反面、それが正しい情報であるとは限らないという問題があります。他の人が書いた記事を参考に、その記事の情報が正しいかどうかの調査などをしないまま、新しい記事を作成して公開することがキュレーションサイトの風潮となってしまったことが原因です。

問題視された原因

  • スピード重視で、正しい情報であるかなど、品質確認が行われない場合が多い

  • 著作権侵害や無断転用など、許可なく他者のコンテンツを使用してしまう運営者が多い


ユーザーにとってさまざまな情報が得られる便利なキュレーションサイトだからこそ、運営側は最新の注意を払って、コンテンツ発信しなければなりません。ユーザー側も、情報があふれる情報社会だからこそ「正しい情報と嘘の情報を選択できる心構え」が重要といえます。







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