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迷ったらGO

20代前半の時、飛び込み訪問が中心の営業をしていたことがあります。アポイントもなく企業を訪問していくのですが、すでにご利用いただいているお客様に当たることもあります。「いつも〇〇さんが来てますよ」っと優しく教えていただくこともあれば、「なんで調べもしないでくるのか」と厳しいお声をいただくこともあります。そうなってくると、どんどん行動が萎縮してしまい、1軒づつ調べてからじゃないと訪問できなくなっていきます。そして、訪問件数も減って結果も出にくくなっていくのです。

結果が出ないと楽しくありませんし、そもそもお客様の問題解決ができる機会も減ってしまいます。そんな時に言われることがあります。「迷ったらまず行動してみなさい」行動もしないで考えていても時間だけが過ぎ去っていきます。行動して間違っていたら学ぶだけなのです。学んで次に活かせばいいのです。

飛び込み営業に限らず、私たちは行動が必要な時に思い悩んで足を止めてしまうことがあります。考えることは大切ですし、戦略性を持つことでより効果的な結果を得ることができます。しかし、考え続けていてもやってみないとわからないものです。コンビニで新しいスイーツを見かけて、おいしいかどうかわからず、ネットの口コミやレビュー動画をひたすら見て思い悩んでいる間に終売してしまいます。どれだけ情報を得たところで、自分が食べてわかることの方が明確です。

迷うことは大切なプロセスです。自分と向き合ったり、これからを想像することは自分を強くしてくれます。ただし、その強さを何に活かすのかはもっと重要です。行動することでわかることは、本や他人から学ぶことよりも大きな収穫があります。行動するかどうか迷ったら「GO」のボタンを押すことです。その先に必ず学びがあります。

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