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左官泥団子の作り方①

昔から子供たちの泥遊びではお馴染みの泥団子。
近年では「大人もハマる泥団子」として綺麗なカラー、マーブルなど、工芸作品と言っても過言でない泥団子がある。

これは建築の土壁を作る際に必要となる「左官技術」を応用して作られるものである。

この泥団子は泥団子教室でお金を払って作ることができる。しかし時間と手間の関係上、多くの教室では団子部分は既に作られておりその泥団子に着彩するのみである。それでも十分達成感はあるだろうが、せっかく作るなら1から作りたいと思い、作ることにした。

作り方1「芯をつくる」
材料:砂、土、藁(ここでは麻の紐を使用)、水

配合割合は砂:土=1:2、藁:少量で
水は硬さを見ながら入れていきます。

今回は泥団子を3〜4個作ります。
分量はコカコーラのあたり缶に入れて測っているので大体、砂300g、土600g程度?です。
砂は自宅の庭の砂を砂こし器で粒子の小さい砂を使います。

土はホームセンターで買ってきた園芸用の荒木田土を使用しています。

そこに麻の紐を解いたものを少量入れます。(今回は入れすぎました、、、)
砂や藁(麻の紐)は土を繋ぐ補強剤のような役割です。これらを入れることで強度が増します。

ここに水を混ぜて丸くします。(ここでは適当な丸さで大丈夫です。)写真くらいの硬さになるまで水を調節しながら入れてください。(今回は300mlほど入れました。)

ここまできたら約1日かけて乾燥させます。
※この乾燥させる時に、何回か丸くしていきます。これは後々の作業に影響するので固まる前に必ず行ってください。
大体半日ほどで丸くできるようになってきます。

ここまでの作業が左官の中塗りというところにあたります。実際に壁として使われる技術なので相当な強度になります。

左官泥団子の作り方②につづく、、、

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