マガジンのカバー画像

メディアとテックとダイバーシティを考える

4
信頼を失いつつある「トラディショナル・メディア」の牙城、勃興する新興メディア。サブスクリプションやポッドキャスト、最新テクロノジーのジャーナリズムへの活用や、ビジネスモデルの変化…
運営しているクリエイター

#ポッドキャスト

メディアのポッドキャストに将来性を感じるワケ

私は今後5年くらいは、メディアの音声コンテンツに将来性を感じています。 以前にも朝日新聞ポッドキャストの意義についての記事を書きましたが、それから7か月がたち、いよいよコンテンツが充実してきました。 新聞やNHKなどの「トラディショナルなメディア」では、記者は会社に入ると同時に地方に赴任し、そこで警察を担当して「事件」を取材します。誰にも助けを求められなかった孤立死や、望まない妊娠による殺人、寒さを凌ぐための万引きなど、社会で起きている最も目を当てたくない現実を目の当たり

「朝日新聞ポッドキャスト」がもたらす意味

メディアにボーダーはないテレビ | 新聞 | ウェブメディア ユーザー側からすれば、そんな垣根はとっくに取り払われているが、メディア側からするとそうではなかった。 しかし、いまメディア側はそうとも言っていられなくなった。デジタル戦略に力を入れる日経新聞はとっくに音声コンテンツに力を入れているし、 朝日新聞はこのたび、「朝日新聞ポッドキャスト」なるものを始めた。 NHKでも、ラジオで放送した番組を聴くことができる「聴き逃し」を配信しているが、掲載期間は限られるようだ。