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時間は進むだけ

藤岡康太騎手、お疲れ様でした。感動をありがとうございました。

競馬界では、クラシックシーズンに突入し、盛り上がりを見せる中、訃報が飛び込んできた。
高知競馬での訃報もあった中、JRAでも訃報が入ってくるとは思わなかった。

高知での事故だって恐ろしい事だし、競馬はこんなにも命懸けなんだってのを改めて思い知らされた。

マイルCS、ナミュール号にテン乗りで勝利したあの姿。謙虚なインタビュー。久々のG1勝利だけど、馬第一で謙虚な姿勢。
ナミュールは、今まで横山武史のイメージがあったけど、藤岡康太のイメージにもなった。
藤岡康太にまた乗って欲しかった。大外からまくってくるあの末脚を引き出して欲しかった。
ケイアイパープルと、地方のレースを回って欲しかった。

藤岡佑介騎手のコラムを読んで、悲しむ事を辞めようとした。
騎手とは、死と隣り合わせだし、これを悲しみとして受け取って欲しくない。活躍した姿を忘れないで欲しい。

兄の祐介だけじゃなく、全騎手がショックだろうし、関係者も、父である藤岡調教師も苦しかっただろう。
だけど、時間は止まることはない。
進むしかない。

ホースマンである以上、彼らはきっと進むだけなのだ。
藤岡康太の事を胸に、進むだけだろう。
それを代表して、兄として藤岡佑介がコラムに書いたんだと思う。
勿論、色々な方が言葉を出してくれてる。

だけど、兄の言葉は本当に強い。

ジャックドール、本当は藤岡佑介がずっと乗ってて欲しいんだよなぁ。
藤岡一家で育てた感じが好きなんだよな。
大阪杯を勝ったとき、豊さんが嫌ってわけじゃないけど、その背中に祐介が居て欲しかったんだよなぁ。

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