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【スキな3曲を熱く語る】いつも輝いていた声が、やっと。【ZARD】

いつなのか、いつ来るのかとずっと待っていた。
小学生の頃からずっと聞いてきた、ともすれば親の声よりも聞いた声になるかもしれないその声。

ZARD。
2021年9月15日より、サブスク解禁。
Spotifyではアレンジャーの方の解説が入ったプレイリストまで作られるという大盤振る舞い!

そんなZARDとの思い出は、以前別の記事で書かせていただきました。

今回は、そんな思い出の歌手・ZARDの中でも特に好きな3曲を熱く、熱く語りたいと思います。

Don't you see!

上述の記事でも書いた、思い出の一曲。
PV込みで大好きな曲で、タイムズスクエアではしゃぎながら普段と違う、いわゆる「ケバい」化粧をしてどんどん顔つきが変わって行く泉水さんが印象的です。

特に大好きな曲で、ニューヨークに旅行した時はDon't you see!を聴きながらPVのロケ地だったタイムズスクエアを歩いたのも、そのあとちょっとしたアクシデントに見舞われたのも今はいい思い出です(苦笑。

この曲、実は聴き始めた頃からずっと思っていたことがあります。
一番のAメロの後半で「裏切らないのは家族だけなんて寂しすぎるよ」という歌詞があります(この曲は一貫して親しい人との関係性や距離感が歌われていて、その表現が本当に素敵なんです)。
この曲がタイアップされていた時のドラゴンボールGT、ストーリー的には敵ボスに孫と息子の嫁の父親以外は全員操られている状況...そう、家族からすら裏切られている状況なんです。
こんなに真逆な歌を使うことってあるの?!と子ども心に思ったことを、今でも鮮明に覚えています(笑)

なお、ZARDをはじめとするBeingアーティストあるあるなのですが、この曲はタイアップ時とシングル/アルバムカットでアレンジが異なります。
個人的にはエレキギターがギューンと鳴ってはじまるタイアップ版が好きなのですが、今更リリースは来ないかなあ...

おそらく、どのミュージシャンの曲を並べても1・2を争うほど好きな曲で、カラオケでは大サビ前の英語歌詞を暗記してシャウトするほど好きな曲です。

Get U're Dream

2年に一度、必ず聞き返す曲です。なぜ2年に一度かと言えば、この曲がシドニーオリンピックの時にNHKの番宣曲で使われていた、いわゆるオリンピックソングだからです(夏冬関係なく、オリンピックシーズンには必ず聞いています)。

Being好きの友達に話してもなかなか共感を得られないのですが、僕はこの曲が「負けないで」のアンサーソングだと思っています。

歌詞の世界観がとても似ていて、どちらも別れた恋人のことを思う歌詞になっています。別れた人のことをいまでも愛しく思い、辛い時に相手の笑顔が思い浮かんで踏ん張れる、そんな曲。
そういう恋、してみたいですね(苦笑。

この曲が収録されたアルバム「時間の翼」は実は流通枚数が少なく、一説には完成度に満足しなかった制作陣が早めに絶版したという噂もあります。
その「時間の翼」が今回のサブスク解禁でリアレンジされて配信!
原曲の良さをそのままに、今風のアレンジがされての配信には興奮し、サブスク解禁後最初に流したアルバムになりました。

今年は変則的なオリンピックイヤー、去年聴けなかった分、今までのバージョンも新しいバージョンもどんどん聴き込んでいきたいです。

息もできない

Don't you see!同様、アニメのタイアップだった曲。料理アニメ「中華一番」のOP曲でした。

この曲、とにかくPVの泉水さんが可愛いんです!!
光岡自動車のビュートに乗って前奏で現れ、一番のサビではスタジオの中で歌いながら手を振り行進のポーズを取る...この人、綺麗なだけじゃなくて可愛いんだって強く感じました。

初めて聞いた頃から明るい曲調で好きだったのですが、大学生の頃にPVを見て俄然好き度が高まった曲です。

僕は直近の失恋を引きずりやすく、誰かに惹かれた時もまた傷つくんじゃないかと思って二の足を踏むことが多いです。
そんな時、いつもこの曲に勇気をもらっています。

時々過去の失恋(きおく)に臆病になるけど、夕日に横顔のシルエット ずっとそばにいたい。限界なんてまだ遠い。この恋を叶えてください。
明日の予定なんて全部キャンセルしてもいい。今度こそは本物だって神様信じていいですか?

この歌詞に、どれだけ勇気づけられてきたか。
想いを伝えようって決めた時、この曲を聴いて自分を鼓舞してきました(結果はさておき。

そして、引用しましたが泉水さんはルビ振りの天才でもあります。
失恋に「記憶」とルビを振ったり、旧友に「あいつ」とルビを振ったり...聴くだけではなく、歌詞を読ませてくれる作家さんなんです。

もしZARDで好きな曲があったら、ぜひ歌詞を読んで見てください。きっと、こんな字を当てていたのかとびっくりすること間違いなしです。

最後に、あるいは。

もしも4曲目が許されるなら、スラムダンクのエンディング「マイフレンド」をあげたかったです。

マイフレンド、そして誰もが知ってる「負けないで」。
すごく明るい曲調なのに、歌詞を読んでみると過去形が多用されているなんていうことがすごく多いです。

別れを前向きに歌えたり、あるいは別れた相手にエールを送れたり、そんな人になりたいなあと思わせてくれる歌を届けてくれるミュージシャン、それがZARDです。

今回のサブスク解禁で、いろんな世代の人がZARDに触れられるようになりました。
僕も、SNSなどで思いもしなかった出会いをZARDのサブスク解禁をきっかけにしています。

聴き方が新しくなった今だからこそ、決して古びないZARDの良さに色んな方が触れて、そんな方々とどんどん出会って一緒に楽しみたいです!

#スキな3曲を熱く語る

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