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そこの君,高専生になって編入しないか?

こんにちわ,お読みいただきありがとうございます。
2021年にT高専を卒業し,Y大学(YNU)に編入した筋肉だるまです。
現在,大学院生となり,来年度は,米国をちょっくら覗きにいこうと準備してます.

いま,進路選択を迷っている方々のお力になれれば幸いです。
また,高専生の今後の活動のモチベアップになる話ができればと思います。

まずは,高専ってなんやねんって話と編入の話をいたします。

最後まで読んでいただければ,まぁ、高専って選択肢,編入ってめっちゃええやんと思っていただけます。

高専?

高専とは,

工学や技術系分野における専門家を育成するための高等専門学校です。通常であれば,中学卒業後は普通に高校に入学し,3年間通います。
しかし、高専は5年間(大学2年生)も通うのです。
中学卒業時点でこの選択をするっていうのは,大きな決断ですよね。
でも、人間は大きな決断をした回数で人間の深さが出てくるとじっちゃんが言ってました。(偏見)

高専の仕組み

高専向きの人間性?

それでは、高専に向いている人の特徴を偏見まじりで書き記します。

まず、ロボット、車好きな人は、高専へご入学おめでとうございます。
今女性でとりあえずモテたい、チヤホヤされたいと思う方、
高専入学後、最高のキャンパスライフが待ってますよ!

まぁ、茶番はこのくらいにして、、、、

中学の時点で,
いや俺,あたし理系だわ,
国語の古文とか漢文なんか今後どこで使うねん(偏見)
暗記がめっちゃ苦手ですって人
問答無用で高専へ入学ください

僕は,上記のことを思って、高専入学を決意しました。
嘘です、おやじの影響です。(もちろん、上記のことは当てはまる)

でも、本当に、物理現象が好きだなぁとか、国語とか社会とかよりも
理系の勉強をしたいという方は、胸を張ってお勧めします。
高校2年の段階で,大学の内容を勉強します。(かなり実践的に)

高専のメリット

簡単に高専のメリットについてまとめます。

  • 専門知識の獲得

  • 実践的な教育

  • 卒業後の進路の幅広さ:就職率100%(学生一人当たり20社以上の求人が来ます)&国立難関大学への編入が可能

  • 学費の安さ:高専の年間の学費は約23万円(5年間で約126万円),国立大学の学費の平均50-60万円(4年間で約250万円,私立大学約100-120万円(4年間で400-550万円)

  • 一生ものの付き合い,友人の獲得

  • 学校規則がめっちゃ緩い,団体行動とかしたことがない(笑)


高専のデメリット(一般的に言われる)

  • 進学の選択肢の制限:一般教養や人文科学などの幅広い教育領域をカバーしていない場合がある。
    → 一般教養はとても大切だが,高専で学ばないわけではない。特に,高専生たちは、それよりも理系分野の方が重要度が高いと考えているため、このこと自体に不満を感じている人はいないと思う。

  • 学生生活の充実度の差:大学と比較して、高専のキャンパスや施設の充実度が低い場合がある。大学のような豊富なクラブ活動やサークル活動、学生自治などが制約されることがある。
    → そんなことはない、大人数でのクラブ活動等はないが、比較的クラブ活動は非常に積極的である。
    (私は,硬式野球部に所属していいたが,朝6:14の電車に乗り,夜10:30分の電車に乗って帰宅するという生活をしていました。)高専生の特徴として,結構スポーツができる人が多い。私の個人的な意見だが,高専に進学した方が,かなり密度の濃い友人関係ができると思う、、
    もちろん体育会系以外の部活も盛んである(バンド活動,メカトロニクス部、ロボコンなど)

  • 高専病:どんな女性でも魅力的に感じてしまう病。さらに、話しかけられたり、目が合うだけで俺のこと好きなんじゃないか?と勘違いしてしまう病。
    → 確かに私は、そのような状態が現れたが,逆に考えると,とても幸せな病である。誰でも魅力的に感じ,この勘違いは,自己肯定感を高め,自身の幸福度を高める。
    人生で一度はなっておきたい病であると考える。

  • 英語教育のレベルの低さ:高専教育の唯一の欠点である。(私が編入後に感じたことであるが,大学生の英語単語力には,絶対にかなわないと感じた)
    →反論の余地なし
    ただ最近、高専の留学設備がかなり整っている。
    以下のURL参照
    【 月刊高専 】留学はできる? (gekkan-kosen.com)

編入学? 

上記の図にあるように,高専5年を修了後,就職ではなく大学に編入できるのです.また、高専を5年間行った後、専攻科に進学し、大学卒業の認定を得ることもできます。専攻科進学後は,そこから大学院入試を受けるも良し、就職するもよしです。
    

    

どんな大学に編入できるの?

では、一体どんな大学に編入学できるのか?
下記に一覧を載せときます。

高難易度の編入先大学

かなりレベルの高い大学へ編入することができるのです。
センター試験等ではなく,編入学試験という学力試験もしくは推薦があります!!(これが学歴ロンダリング)
もちろん,上記の大学以外にも地方国立大学等にも編入学可能です!
就職先もかなり良くなったり,様々な人たちと交流できる機会が本当にたくさん増えます。

編入学試験に挑戦できる基準?

編入学試験に挑戦できる条件とは、主に、3年次編入の場合は60単位の取得見込みが目安です。一般的に、高専を5年間通い、卒業すれば、少なくとも、編入後には、70-85単位が認められるはずである。(私は、86か88単位?認定していただけた)。

では、高専時の成績はどれくらい必要?
結論から言いますと、成績低くても大丈夫です。
編入学試験の募集要項には、もちろん高専時の成績も艦見されると記載されているところもあります。
しかし、高専時の成績が必要になってくるのは、主に、推薦で試験を受験する方々で、一般的には、学力試験の点数で合否が決まります。
じゃないと、試験をやる意味がないですからね(笑)
学力試験の取り組み方、計画、仕組み、どんなテストかは、次回の記事をお読みいただければと思います(私の研究室の先生から聞いた話なので確かだと思う。)

編入学のメリット

それでは,良い大学に進学できることは大きなメリットですが、それ以外のメリットについて実体験を含め説明します。

  • 編入後の勉学が余裕:というのも,,高専では,高校2年の時点で大学の内容を学んでいたりするので大学の授業はぶっちゃけて言うと,なんの心配もなく受けられます。更に、ほぼ確実に毎年、先駆者がいますので、その方から過去問等を頂けると思います。(私はしっかりもらいました)
    そして,僕ともう一人の編入した同期は,卒業式に成績優秀者として表彰されました笑笑

  • 最先端の研究:少しまじめな話になりますが,高専と比べると,実験施設や研究内容がくらべものにならないくらいすごいです。(僕は,機械工学の専攻ですが,血液や精子を機械工学の観点から研究しています)自身の専攻×他分野の研究ができたり、興味深く追求したくなる研究が出てくるはずです!

  • 生涯年収の差が歴然:高専卒と大学・大学院卒では,生涯年収が約6,600万円の差があるんです。高校卒とは約880万円なのに、、、

生涯年収の差額

高専生って本当に頭もよく実践的で、企業に入社したら即戦力なのに,大卒院卒とはこんなにも差があるんです。。。
しかし、編入を果たせば,就活時にも高専のことも大学の事も話すことができ、めっちゃ強いって先輩言うてました!
確かにそりゃそうだと思います。

  • 交換留学に挑戦できる
    国立大学に編入すれば、この制度は、必ずあると思います。留学ってかなり高価なイメージがありますが、交換留学は、自身の大学に学費を納めるため、普通の人が留学に行くより何倍もお得に行けちゃいます。また、給付型の奨学金にも受かりやすくなるため、めっちゃおすすめです!
    正直、私が編入を受けた理由の一つはこの交換留学という制度に魅力を感じたということもあります。

  • 色んな出会い,経験ができ,人間として面白くなれる
    僕は、ここが一番いい点だと思います。
    大学という新しい環境で本当に色んな経験、刺激を得ることできました。学校生活だけでなく,プライベートももちろん。
    自分自身の能力を養えるなと思います。
    編入していなかったら、筋肉だるまになりたいや、留学なんて絶対に考えていないです。結局のところ、人間が変化するために必要なことは,環境(住む場所,周りの人々)を変えることだと思います。
    編入が僕の人生にとってかなり大きく良い方向にしてくれたと今になって思います。
    編入学をせず、そのまま就職した友人の何人かは今でも後悔していますし、編入した友人は本当に毎日楽しそうです。
    ぜひ、編入学考えてみてください!

まとめ

高専とは、中学時点で理系が好きで得意な子には,最高な環境であること。
高専×編入学で,大きく選択肢が増え、人生が良い方向に!

次回は、編入学の準備とそのスケジュールとモチベ管理についてまとめてみます!

   







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