映画と小説の違い

今回は映画と小説の違いについて買いていこうと思う。(あくまで、全て私見であるので、ご容赦を。)

映画と小説の違いは一言で言えば,おそらく,それが実像かそうでないかだと思う。映画というのは前回も書いたように、視覚的にも、聴覚的に、訴えかけてくる。しかし、小説というのは、声や,情景というのはそれぞれの読者に委ねられている.その人が想像した声,その人が想像した顔がでてくる。(私の場合かもしれないが。)したがって,自分の知っている人に近い人が出てくることがある。そのひとが語り手として声として聞こえてくるとおもう。
けれど、映画ほどリアルに実感としては出てこないと思うのだ。
映画はしっかりとリアルのなかに自分を置いてあたかもその場に居合わせたような感覚にしてくれる。
リアルに感じるかどうかが、違いなのではないかと思う。

そのうえで、私は 小説というのも大事だといいたい。それは、それぞれの読者が手軽に想像の世界に飛び込むことができるからだ。電車に乗っていても,家にいても,想像の世界に飛び込める。想像力が豊かな人なら尚更である。映画館に行かずとも,あたかもビジュアルで見ているかのように体験できる人もいる。少なくとも頭の中でそれを浮かび上がらせることはできる。ゆえに、小説は手軽なエンターテイメントというか、文化的なものだと思う。

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