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ジャパンラグビーリーグワンの選手に詳しくなろう34〜36

3️⃣4️⃣ FB/SO 金井 大雪

NECグリーンロケッツ東葛

深谷高校では、1年生からFBのレギュラーを獲得し、花園に出場。2学年上のSO山沢拓也(埼玉WK)、1学年上のSH中嶋大希(神戸S)とともに3回戦に進出した。新チームになるとSOに主戦場を移し、選抜大会に出場。花園県予選では、決勝で54年ぶりの出場となった浦和に敗れ(7-14)、花園出場を逃した。3年時には主将に就任し、選抜大会、花園に出場。花園では2回戦で敗退した。1学年下のHO新井望友(GR東葛)、2学年下のFB山沢京平(埼玉WK)らとともにプレー。また、高校日本代表候補、ジュニアジャパンに選出された。
法政大学では、1年生からSOのレギュラーとして活躍。リーグ戦では全試合フル出場を果たし、ゲームメイクでチームに貢献。大学選手権では、セカンドステージで敗退した。また、U20日本代表、ジュニアジャパンに選出された。引き続きU20日本代表に選出された2年時も主力としてプレーするも、リーグ戦7位となり、入替戦で立正大に勝利して1部残留。3年時にはリーグ戦4位となり、大学選手権に出場。初戦となった3回戦で京都産業大に敗れた(31-55)。4年時には1年時以来となるリーグ戦全試合フル出場を果たし、司令塔として躍動するも、大学選手権出場はならなかった。大学の同級生には、SH根塚聖冴(三重H)、CTB奈良望(相模原DB)、WTB/CTB中井健人(相模原DB)らがいる。
卒業後加入したNECでは、2019年のトップリーグカップでデビューを果たす。今シーズンのリーグワンでは、シーズン途中から出場機会を掴み、4試合のスタメン出場を含む6試合に出場(入替戦含む)。特に三重Hとの入替戦では2試合ともにFBで先発し、チームの1部残留に貢献した。
正確なロングキックとスペースを見つけて仕掛けるアタックセンスが魅力。まずはチームでの不動の地位確立へひた走る。

3️⃣5️⃣ CTB/SO 岡﨑 航大

静岡ブルーレヴズ

※Twitterのチーム名に誤字がありました。申し訳ございません。

長崎北陽台高校では、1年生からCTBのレギュラーを獲得し、花園に出場。2年時には、選抜大会、花園に出場。花園では2トライを挙げるなど活躍をみせ、3回戦に進出した。また、U17日本代表、高校日本代表候補に選出された。3年時には、主将を務め、SOを主戦場としてチームを花園出場に導いた。また、前年に引き続き高校日本代表候補に選出された。高校の同級生には、CTB山口莉輝(中国RR)らがいる。
筑波大学では、2年生から主力となり、CTBのレギュラーとして活躍。対抗戦では6試合に出場し、4トライを挙げ、大学選手権出場に貢献。選手権では、初戦となった3回戦で大東文化大に敗れた(7-31)。3年時には、対抗戦序盤は躍動するも、怪我の影響もあり、後半から大学選手権にかけて不完全燃焼に終わった。チームは選手権ベスト8選出を果たした。4年時は主将に就任し、チームを牽引。対抗戦では6試合に先発出場し、持ち前のアタックセンスで躍動、チームを大学選手権出場に導いた。大学選手権では初戦となった3回戦でPR津嘉山廉人(横浜E)らを擁する流通経済大と激闘を繰り広げたが、引き分けで抽選の末、敗退した。大学の同級生には、WTB仁熊秀斗(東京SG)らがいる。
卒業後加入した静岡BR(旧ヤマハ)では出場機会を掴めておらず、今シーズンのリーグワンでは出場なしに終わった。
正確なパス、キックに加え、アタックセンスに長け、スピードを活かしたラインブレイクも魅力。リーグワンでのデビューが待たれる。

3️⃣6️⃣ FL 古川 聖人

トヨタヴェルブリッツ

東福岡高校では、100名を超える部員のなかで1年時の新人戦以降にスタメンを勝ち取り、2年時には選抜大会、花園に出場。花園ではベスト4に進出した。また、U17日本代表に選出された。3年時には主将を務め、高校日本代表候補12名を擁するチームを牽引し、圧倒的強さで、選抜大会、アシックスカップ、花園の3冠を達成した。また、高校日本代表候補に選出された。高校の同級生には、HO金子恵一(花園L)、SH古賀駿汰(S東京ベイ)、CTB永富晨太郎(S東京ベイ)、WTB岩佐賢人(S東京ベイ)らがいる。
立命館大学では、1年生から出場機会を掴み、大学選手権セカンドステージにて公式戦デビュー。ジュニアジャパンに選出された。2年時には、アジアラグビーチャンピオンシップにのぞむ日本代表に選出され、2キャップを獲得した。また、U20日本代表にも選出された。主将を務めた4年時には、リーグ戦全試合にフル出場し、チームを大学選手権に導いた。大学選手権では初戦となった3回戦で明治大に敗れた。大学の同級生には、PR三竹康太(花園L)、CTB礒田凌平(BR東京)、FB山本貫太(RH大阪)らがいる。
卒業後加入したトヨタでは、2年目以降に出場機会を掴み、今シーズンのリーグワンでは主力としてチームを支え、スタメン9試合を含む10試合に出場し、2トライを挙げた。また、6、7月のテストマッチにのぞんだ日本代表に選出され、ウルグアイ戦第2戦に途中出場した。
献身的なハードワークやブレイクダウンでの貢献度が光り、リーダーシップも溢れる。和製マイケル・フーパーとして更なる成長が期待される選手。日本代表に定着できるか。

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