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ジャパンラグビーリーグワンの選手に詳しくなろう31〜33

3️⃣1️⃣ CTB/SO 永富 晨太郎

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

東福岡高校では、100名を誇る部員のなかで1年生から出場機会を掴み、花園に出場。2年時には、選抜大会では予選リーグで敗退するも、花園ではベスト4に進出した。また、U17日本代表に選出された。3年時には、高校日本代表候補12名を擁するチームで主力を務め、圧倒的な強さで選抜大会及び花園で優勝を果たした。また、高校日本代表に選出された。高校の同級生には、FL古川聖人(トヨタV)、SO松尾将太郎(SA浦安)、WTB岩佐賢人(S東京ベイ)らがいる。
同志社大学では、1年生の大学選手権から出場機会を掴み、スタメン出場を果たす。2年時には不動のレギュラーに定着し、リーグ戦全試合にスタメン出場。大学選手権では、兄:健太郎(横浜E)とともにベスト4進出を果たした。また、U20日本代表に選出された。3年時も主力としてチームに貢献するが、リーグ戦で4敗を喫し大学選手権出場はならなかった。4年時には副将を務め、リーグ戦全試合フル出場で6トライを挙げ、チームを牽引するも、2年時以来の大学選手権出場には届かなかった。大学の同級生には、HO平川隼也(静岡BR)、CTB山口修平(トヨタV)、FB安田卓平(SA浦安)らがいる。
卒業後加入したクボタでは、2019年のトップリーグカップに出場したが、その後は出場機会を掴めず、今シーズンのリーグワンでは出場なしに終わった。
各世代別代表に選出されてきた世代トップレベルの実力者で、高水準のパススキルと抜群のスピードが魅力。まずはチームで主力に定着し、リーグワンで躍動する姿が観たい選手。

3️⃣2️⃣ CTB/SO 眞野 泰地

東芝ブレイブルーパス東京

東海大仰星高校では、2年生の途中にそれまで務めていたBKからFWに転向し、花園を経験。3時には主将を務め、高校日本代表候補5名を擁するチームを牽引し、選抜大会、アシックスカップ、花園の3冠を達成した。特に花園では8トライを挙げる大活躍をみせた。また、高校日本代表に選出された。高校の同級生には、SO岸岡智樹(S東京ベイ)、CTB野中亮志(江東BS)、中孝祐(神戸S)らがいる。
東海大学では、高校の途中まで担っていたBKに再転向し、1年生からリーグ戦に出場。大学選手権よりSOのレギュラーを掴み、準優勝に貢献した。また、U20日本代表、ジュニアジャパンに選出された。3年時には、SO丸山凛太朗(トヨタV)の入部もあり、主戦場をCTBに移して活躍。リーグ戦優勝、大学選手権ベスト8に貢献した。4年時は、主将を務め、SOとCTBで躍動し、チームを牽引。リーグ戦優勝、大学選手権ベスト4進出を果たした。大学選手権では、明治大に敗れた(10-29)。大学の同級生には、PR中野幹(東京SG)、SH山菅一史(横浜E)らがいる。
卒業後加入した東芝では、なかなか出場機会を掴むことはできなかったが、今季のリーグワン最終節で途中出場しデビューを果たした。その後、プレーオフ準決勝でも途中出場した。
各世代別代表に選出されてきた実力者で、FW経験を活かした強烈なタックルと激しいプレーが魅力。パススキル、アタックセンスにも長け、ハードワークも厭わない。チームで主力を担い、さらなる飛躍を遂げて欲しい選手。

3️⃣3️⃣ SH 杉山 優平

東芝ブレイブルーパス東京

大阪桐蔭高校では、出場はなかったが1年生から花園でメンバー入りを果たした。その後、新チームからチームの主力となり、2年時には選抜大会、花園に出場した。3年時には主将を務め、選抜大会準優勝、花園ベスト8進出を果たした。また、高校日本代表に選出された。高校の同級生には、SO/CTB藤高将(江東BS)らがいる。
筑波大学では、1年生からレギュラーとして活躍し、対抗戦全試合にスタメン出場し、3トライを挙げるなどチームに貢献。その後も主力としてチームを引っ張り、2、3年時も対抗戦全試合にスタメン出場。3年時には自身初となる大学選手権出場を果たした。選手権では3回戦で大東文化大に敗れた(7-31)。4年時には主将を務め、チームを牽引し、2年連続の大学選手権出場に導き、ベスト8進出を果たした。大学の同級生には、PR鎌田慎平(九州KV)、LO後藤海夏人(江東BS)、CTB野中亮志(江東BS)らがいる。
卒業後加入した東芝では、2年目にトップリーグに出場しデビューを果たすと、今シーズンのリーグワンでは、終盤にはスタメン出場を経験するなど6試合(スタメン2試合を含む)に出場し、1トライを挙げた。
素早い球捌きとゲームコントロールが魅力で、強いタックルとサポートプレーも持ち味。主将の小川高廣の壁は高いが、スタメン定着に向け邁進する。

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