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ジャパンラグビーリーグワンの選手に詳しくなろう37〜39

3️⃣7️⃣ CTB/SO 森 勇登

東芝ブレイブルーパス東京

東福岡高校では、100名を超える部員のなかで、2年時にレギュラーとして選抜大会、花園に出場。選抜大会ではCTB(12番)でプレーしベスト8、花園ではSOでプレーしベスト4進出を果たした。また、U17日本代表に選出された。3年時には、高校日本代表候補11名を擁し圧倒的戦力を誇るチームのなかでインサイドセンターとして躍動し、選抜大会、アシックスカップ、花園の3冠を達成した。また、高校日本代表に選出された。高校の同級生には、No8/FL箸本龍雅(東京SG)、WTB古賀由教(BR東京)らがいる。
明治大学では、1年生から大学選手権で先発するなど出場機会を掴み、2年時より絶対的レギュラーとして活躍。1年時にはジュニアジャパンに選出。2年時には、対抗戦、大学選手権全試合に先発。大学選手権では、対抗戦で敗れていた早稲田大を準決勝で下し、決勝では天理大との接戦を制して22年ぶりの大学日本一を達成した。また、U20日本代表に選出された。3年時も引き続き主力として躍動し、決定力も発揮。対抗戦全試合に先発し、6トライを挙げるなど活躍をみせ、チームの全勝優勝に貢献した。大学選手権では、対抗戦で勝利していた早稲田大に決勝で敗れ、準優勝だった。4年時には、副将のSO山沢京平が故障でシーズン絶望したこともあり、対抗戦終盤からSOとしてチームを牽引。帝京大、早稲田大の撃破に大きく貢献し、優勝を果たした。大学選手権でもSOを務めるも、準決勝で優勝した天理大に敗れた。大学の同級生には、LO片倉康瑛(東京SG)、FL高橋広大(江東BS)、No8/FL箸本龍雅(東京SG)、FB/SO山沢京平(埼玉WK)らがいる。
卒業後加入したBL東京で、今シーズンのリーグワンでデビューを果たし、全てリザーブで3試合に出場した。
各カテゴリーの代表に選出されてきた世代を代表する選手で、高水準のパススキルと自ら仕掛けるステップワークが光る。アタックセンスに溢れ、まずはチームでのレギュラー定着が期待される。

3️⃣8️⃣ WTB/CTB 栗原 由太

リコーブラックラムズ東京

桐蔭学園高校では、1年生から途中出場で花園を経験。新チームになるとSOのレギュラーに定着し、司令塔として活躍。花園県予選では、決勝でLO辻雄康(東京SG)、SO丹治辰 (埼玉WK)らを擁した慶應義塾高に敗れた(11-29)。最上級生になると、主戦場をNo8に移しチームを牽引。選抜大会ベスト8、花園準優勝を果たした。ともに東海大仰星に屈し、敗退した。また、高校日本代表候補に選出された。高校の同級生には、PR 石田楽人(GR東葛)、SH 齋藤直人(東京SG)らがいる。
慶応義塾大学では、2年生からCTBとして出場機会を掴み、主力として活躍。対抗戦では全試合に出場、大学選手権でも先発出場を果たし、チームの準々決勝進出に貢献した。3年時も引き続き主力として躍動。大学選手権では、準々決勝で早稲田大学に終了間際に逆転トライを許し敗退。4年時には、主将に就任しチームを牽引するも、対抗戦で5位に終わり、大学選手権出場を逃した。
卒業後加入したリコーでは、2021シーズンにトップリーグデビュー。今シーズンのリーグワンでは、主力に定着し、9試合のスタメンを含む10試合に出場し、6トライを挙げた。
抜群スピードと決定力を誇る万能BK。学生時代にNo8、SOを経験しており、コンタクトの強さや高水準のパススキルを併せ持つ。アタックセンスにも長け、運動量も豊富な選手。来季以降のさらなる飛躍に期待したい。

3️⃣9️⃣ WTB 中井 健人

静岡ブルーレヴズ三菱重工相模原ダイナボアーズ

筑紫高校では、1年生からWTBのレギュラーとして活躍。花園県予選では決勝で東福岡に惜敗(17-24)。2年時にはFBに主戦場を移し、一学年上の鶴田馨(RH大阪)らとともにチームを牽引するも、県予選決勝で再び東福岡に屈した。最上級生になると、2月の全九州大会準優勝で選抜大会に出場し、自身初の全国大会を経験。花園予選では準々決勝で東福岡に大敗した。また、高校日本代表候補に選出された。
法政大学では、1年生からWTBの主力として活躍。大学選手権ではセカンドステージで敗退した。また、ジュニアジャパンに選出された。3年時には、リーグ戦6トライを挙げるなどチームの得点源として活躍し、大学選手権出場に貢献。選手権では初戦となった3回戦で京都産業大に敗れた(31-55)。4年時も、リーグ戦で5トライを挙げチームを牽引するも、大学選手出場は逃した。大学の同級生には、SH根塚聖冴(三重H)、FB/SO金井大雪(GR東葛)らがいる。
卒業後加入したヤマハでは、2021シーズンにトップリーグデビュー。今シーズンのリーグワンでは、3試合のスタメンを含む6試合に出場し、1トライをマークした。
スピードとパワーを兼ね備えるラインブレイカー。3シーズン在籍した静岡BRを2021-2022シーズン限りで退団し、来季は相模原DBでプレーする。1部昇格を果たしたチームでレギュラー定着を目指す。

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