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都合の悪いことは忘れてもいい、のか

こういう人いませんか。
・小学校の頃、人前で発表すると
 しゃくりあげるくらい号泣してしまった
・発表の際、声が震える、言葉がつまる、どもる
はいはい
それ全部私です。

昨晩、夢を見た。
大学時代の友人が出てきた。
人生で一番楽しかったな。

友人に手が届かなくて目が覚めた午前三時。
ぼんやりとしているが
再度眠りにはつけそうにない。

夢の余韻を感じながら
ふと、忘れていたことを思い出す。
大学時代私は二回も不合格なんだった。

一度目は大学受験。
推薦で行けるであろうと余裕だったのに、
あっけなく落ちた。
課題提出と面接だった。
別学部を一般入試で再受験した。

二度目は運転免許の仮免許。
学科は一発なのに、実技になると
どういう訳か惨敗。
出発直後に逆走して、3秒で落ちたこともあった。
想定外の練習時間になったので、教官の奥さんとの馴れ初めまで
話せる間柄になった様な。
(めちゃくちゃいい先生でした)

さて、この2つに共通することは
「緊張しすぎてパニックになっている」こと。
「記憶がない」こと。

パニックになり、何をしたかわからなくなった挙げ句
その経験を反省せず、記憶からどこかにやってしまっていた。

「そういう星の元産まれた」とか運命論で片付けて
さらに呑気なことに、資格試験で不合格になるまで
「本番に強い」と思い込んでいた。
なんておめでたく、自己肯定感が高いんだ。
文章にすると更に恥ずかしくなってきた。
いや、若いからこんなもんなのか。

ここまで振り返り、
先日の資格結果に思いを巡らせた。

ここ数日、5点足りずに不合格となった試験結果
を関係者にしており、
言葉にすればするほど
返ってくる優しい言葉も辛く
受からなくてすみませんと、落ち込んだり、
いや、モチベーション上げなきゃ!とか
気持ちが忙しかった。
親しくない間だからこそ、不安定さを相手に出さないように、
細心の注意を払った言葉を選んだ。

「こうしなくては」と思えば思うほど苦しくなり
本当に無職の期間の不合格でよかったと思う。
自分が辛かろうと、プレッシャーに弱かろうと
相手にこのドロドロした気持ちを渡したくない。
もがいているのは自分だけで十分なのだ。

発表や人前の発言については今でも苦手ではある。
ただ、少人数は問題ないことやオンラインだと大人数でも
緊張がすくないこと
対面でも場数を踏むことで、「得意」まではいかなくても
「なんとかできる」までいけるようになった。

失敗したり、うまくいったり
今の自分の及第点であり、そんな自分も受け入れてあげたいなあ、いつかは。

大学は入り口が予定と違って本当によかったと思う友人に恵まれた。
自動車については、大きな事故もなく運転できている。
うまくいかないほうが、よかったこともきっとある。

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