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田原流 地方創生論~行政経営を起点に地方をハッピーにする!~

今日も僕が経営について考えたこと、体験したこと、ワクワクしたことをブログにまとめていきます!

今日は少し真面目な話をしたい!
テーマは田原流の「地方創生論」

SoLaboとしても僕個人の想いとしても、
地方に住む人と行政も全部ひっくるめて、地方をハッピーにしていきたい!

そうすれば日本がもっとハッピーになる!!
「日本をハッピーにする」というSoLaboの存在意義をストレートに体現できる!

だからめっちゃ燃えてます!!!!

実際に色々な地方自治体の方とお会いして、お話をして、
「地方創生」について考えました。専門家からアドバイスもいただきました。

これからも考え続けるテーマですが、
その中で見えてきた地方創生の成功ポイントについてまとめてみました!
あえてめっちゃシンプルにしてます!

一言で言うと
「地方創生の核心は人口増加であり、そのためには行政経営をすること」
必須だと思っています!

行政”経営”の視点があれば上手くいく!

地方創生に成功すること。
つまり地方の人口増加を実現するには「行政経営」の視点が欠かせません!

色々な自治体の方とお話しをして、行政を”運営”するだけだと中々難しいと感じてます。自治体の方も運営ではなく、経営していきたい!とおっしゃっている方も多いです。
行政を”経営”する必要がある!

分かりやすいように図にしてみました!

行政運営から行政経営へ

行政運営:今の町をしっかりと守ること
行政経営:魅力的な町づくりのために何かを変えること、挑戦し続けること

こんなイメージです!
なので行政経営だけをしていればいい、というわけでも無いんです!

まずは行政運営が土台にある。
今の町の形をしっかりと守っていくこと。
オペレーションを回して不便な思いを住民の方にさせないことが必要。

行政運営+αとして行政経営を実施していくイメージで
未来の町をもっと魅力的にするために色々な挑戦をする!

もちろん失敗もあります。上手くいかないことの方が多いかもしれません。
そこで折れない!挑戦することだけは絶対にやめない!
こんなマインドが大事だと思っています。

企業も自治体も最終的にはチャレンジし続けたところが勝つ
これは共通していると思います。

いきなり何かに挑戦することが難しい場合は、
小さいことでもいいからまずは何かを変えてみる!
福沢諭吉さんの言葉「現状維持は衰退である」はまさにだなと思います。

意外とシンプルですよね。よく「経営は誰がトップかで決まる」と言われますが、それは行政も同じだと思います。

地方創生ないしは人口増加に地方自治体が成功するかどうかは「誰がトップか」で決まる!

行政経営の第一歩はなにか?

ここまでが基本的な考え方です!

では「行政経営をしよう!」と思ったときの第一歩はなにか?
それはその自治体で”実証実験”をすることです!

少子高齢化の時代で、多くの課題があるため、その課題を解決するための実証実験を実施し続けることが重要になります。

行政経営の場合はいきなり大きな投資をすることは難しい。
少額予算だったとしても随意契約することも難しい。

だから企業経営のとき以上に小さく、小さく始めることが大事。
小さく始めて着実に成功体験を重ねて投資額やリソースを増やしていく。

その第一歩が”実証実験”なのです。

市や町の課題に併せて民間企業と自治体が手を組み、まずは”実証実験”を行う。その実証実験の結果を踏まえて、次のチャレンジに進んでいく!

さまざまな実証実験 → 結果報告 → 結果を踏まえて次のチャレンジ

これを繰り返していくことが非常に大切です。

次のチャレンジをする際には、追加で投資が必要になります。その投資をするためには、歳入を増やさなければなりません。

歳入を増やすための施策として、”企業版ふるさと納税”があります。

HP上でわかりやすかったので、北海道釧路市の企業版ふるさと納税の例を使って解説します。https://www.city.kushiro.lg.jp/machi/1009997/1006997.html

釧路市では地方創生に向けて4つの基本方針を発表しています。
1.地域の魅力を生かして、経済・産業・交流人口・関係人口の拡大を目指す
2.雇用・就業機会の創出と地域を支える人材育成・人材確保を図る
3.地域が支え、安心して働ける環境をつくる
4.持続可能なまちをつくる

そしてこの基本方針にしたがって複数の寄附対象事業を展開しています!
・釧路港の開発整備事業
・スポーツ合宿誘致推進事業
・子ども医療事業
・子育て環境充実事業
・スタートアップ人材創出事業

本当はもっとたくさんやってるんですが、分かりやすい事業はこの辺りかと!

どの事業も行政がいきなりスタートするのはリスクが大きいですよね。
なので北海道釧路市では”企業版ふるさと納税”の仕組みを利用して
企業からの寄附を上手に集めています。

※企業版ふるさと納税は個人のふるさと納税と同じイメージ。本来企業が税金として収める金額の一部を地方に寄付し、代わりに返礼品を貰える制度です。

そしてこれがちゃんとWin-Winの関係になっているんです!
釧路市からすれば事業資金を集めることができてスモールスタートができる。

企業目線で見ると
・企業の地域貢献のPR
・CSRやESG
・新たなパートナーシップ
・地方への恩返し
などのメリットを受けることができます。

企業版ふるさと納税は、あくまでやり方の一つであってこれが全てではないです!ただこういった手法を上手く使いながら小さくスタートすることが大事。

あとは企業経営の時の同じように、
小さな成功体験をベースに色々なチャレンジをして、
失敗や成功を重ねながら輪郭のある地方創生を実現していく!

これが田原流の地方創生論です。

ポイントは、
・官民連携した実証実験
・企業版ふるさと納税

この2つをうまく実施することで、地方が少しずつ変わっていくと確信しております!

今回のブログは以上です!


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田原広一@ソラボの代表
株式会社SoLabo代表取締役。日本政策金融公庫の融資支援実績1600件以上。税理士有資格者 3つのメディア運営▶︎創業融資ガイド、inQup、資金調達ノート/3つのメディアで月間60万PV