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ボックス馬券の有効な使いどころ

競馬SNS界隈ではボックス馬券を見かけることが少ない。彼らの馬券は、本命馬を軸に馬券を構成するのが基本的なスタンスのようだ。どちらかといえば、ボックス馬券は敬遠されがちな印象を受ける。その理由はおそらく、予想や評価の強弱を馬券に反映することができないからだろう。ボックス馬券には本命も対抗もないからだ。
ということは裏を返せば、予想や評価の強弱を馬券に反映させなくてもよいシチュエーションではボックス馬券は有効ということだ。

そのシチュエーションとは、おそらくトラックバイアスへの対応だと思う。
「内枠が恵まれる」と予想したのであれば「内枠」が本命なのだから、「内枠馬」のボックス馬券を買えば良い。「距離短縮の差し馬が恵まれる」と予想したのであれば、その該当馬をボックスで買えば良い。「ディープ産駒が恵まれる」と予想したのであれば、素直にディープ産駒ボックスを買えば良いのだ。
実に単純な発想だが、これらのボックス馬券は「予想」をしっかりと反映した合理的な馬券になっている。また人気を鑑みることなく買い目を決定できるので、人気薄どうしの決着による高配当を得やすいのもメリットだろう。

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