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春期鬱

私はあまりにもマイペースで ただそれを保つことが難しいほどに生真面目なところがある
それでいてこころの表面積が大きい。良いも悪いも触れ合うものが人より多いから ふとした時の誰かの翳りは辛いしちょっとした喜びが嬉しかったりする。そしてそれ以上に自分自身へのダイレクトな感情アタックが脳に届いた時 何だかまた情けなくなって涙が出てしまうんだ

涙腺はコントロールできないし自律神経はバカになっているから真冬の電車内で急な滝汗に襲われる。夜は眠れないのに日が昇ると眠くて堪らないし貧血と酸欠で記憶も無いまま倒れていたりする。すごい速さで流れているように見える世の中で 工事が進まない大阪万博と排除がなされない政治とカネの問題。私は何も変われていないけど意外と取り残されていない気持ちになるのは勘違いでしょうか

熱を保持しないコンクリートに型取られたこの都市はあまりにも寒い。ビルとビルの間を通り抜ける風は驚くほどに強いのに私たちを冬から引き剥がしてくれない。この時期に思い詰めてしまうのは恐らく夜が長いからで ただもう少し季節が進めば気圧配置のせいなのかいつもより頭痛は酷いし眩暈もする。それでも本能から春を待つよ

信じて 報われて 辛くなって 救われて、それでもいつだって自分が一番に助かりたいんだ。目的が無く生きること 想像していたよりも身体は素直にそれを受け入れる。手段を目的にして今は生活をしたい 少しくらい許して

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