「コンテスト」という魔物
コンテストは残酷だ。
選ばれる人がいるということは、当然ながら選ばれない人もいる。しかも、選ばれない人の方が圧倒的に多い。応募総数に対して受賞数はほんの一握り。応募者のほとんどが審査結果で希望が打ち砕かれるシステムになっている。
にも関わらず、多くの応募者が結果発表までの間、「私受賞しちゃったらどうしよう・・・・・・」と心配したり、「俺いける気がするねん」などと期待に胸をふくらませて待っていたりする。
ひどい人なんて、受賞した後の華やかなステージに立つ自分を妄想して一人