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二期「ゆめを食べた本」展覧会アーカイブ①その様子

神奈川県逗子市の小学生と映像作家・山根晋のアーティストコレクティブTAGOE(たごえ)。2021年1月からはじまった第二期の成果としての展覧会「ゆめを食べた本」を〈2021年5月30日~6月5日〉の会期で行いました。第二期のテーマである睡眠時の"ゆめ"を記録し、本の形態をした作品を制作し展示しました。今回はこの展覧会「ゆめを食べた本」の様子を紹介します。

展覧会の会場は、前回の展覧会「まあたらしい影」と同じく、いつもTAGOEが活動をしているヤグルマビル1階の特設ギャラリースペース。京急逗子・葉山駅北口すぐというアクセスの良さと、街と生活に近接し、川沿いで空が広く、風が心地よく抜けるという場所です。まず、こちらの短いドキュメントビデオをご覧ください。(撮影:山根晋)

今回も展覧会の宣伝ビジュアルやグラフィックデザインは、デザイナーの三星安澄さんにお願いしました。個人的には、前回よりさらに活動の特徴がビジュアルコミニケーションとしてあらわされてきたように思います。三星さんには製本ワークショップもしてもらったので、そこでできあがった小さなノートもTAGOEゆめノートとして販売しました。

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そして、今回の展覧会の様子やここに至るまでの経緯などを、ZUSHI RECORDSさんのポッドキャスト番組「ズシレコラジオ」にて取材してくださりました。ZUSHI RECORDSは、逗子・葉山の日常を記録するローカルメディアです。動画も撮影していただきましたので、ぜひこちらをご覧ください。

6月の過ごしやすい気候もあり、前回よりも多くの方々にご来場いただきました。「ゆめを食べた本」というタイトルが気になり、ふらりと立ち寄ってくださった方も多かったように思います。最後に、いくつか感想の言葉を紹介します。

A・Sさん
忘れかけていたユーモアを、ちょっとだけ思い出すことができました。大人になって、高くなった身長とうすーくなっていた自然とのふれあいもまた、身近に戻ってきたようです。

S・A
その子その子の個性があふれて、どうやってこの作品ができあがったのか?どんな顔して作ったんだろ?私の方が見ててワクワクしてしまいました。

M・S
ART BOOK FAIRのはじめの頃はこんなんやったなー、わくわくするなーという作品がたくさんあったような気がします。本のかたちからはみ出してしまうようなエネルギーがすんごい。

Y・T
それぞれの個性が豊かに表現されていて楽しく観させてもらいました。「本」というアウトプットなのに、こうも表現方法が多様なことが驚きなのと、1日1日のプロセスが思い浮かんで、心地良い気持ちになりました。

M・M
「本ってなんだろう?」という疑問を初めてもたせてもらった。枠とか定義みたいなものを意識すらしないゆえに、こんなに自由で気持ちいい表現になるんだろうなと、気付かされました。

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