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dLabオリエンテーションに参加して

私は現在、NPO法人で子どもたちをオンラインでサポートする仕事をしています。仕事では、スタッフや子どもたちとのオンライン上の関わりを日々楽しんでいます。しかし、直接人と関わる機会も少なくなってきたので、オフラインでの関わりも持ちたいという思いが強くなってきました。

そんな中、福岡市が主催する「dLab(ディーラボふくおか2023)」という市民公益活動のプログラムの広告を目にしました。このプログラムは市民の公益活動を支援するもので、私にとって新しい機会となるので、魅力的に感じました。

しかし、「市民公益活動」という言葉の具体的な内容はよくわかりませんでした。私の背景として、以前は小学校の先生をしていたので、市民公益活動と聞くと、子ども食堂や無料の学習塾、地域の子どもたちのための活動などを思い浮かべました。

dLabのオリエンテーションに参加することで、市民公益活動の範囲が私の想像をはるかに超えて広いことを知りました。特に印象的だったのは、福祉の中でもサポートが届かない「置き去り」の領域が存在するということ。例えば、薬物やギャンブルの依存症の人たち。彼らは社会からのサポートが十分に届かず、孤立してしまうことが多いとのことでした。

市民公益活動は、社会全体のため、そして全ての人々のための活動であるべきです。私は、子どもたちの福祉をサポートする活動を続ける一方で、他の置き去りの領域にも目を向け、できることから積極的に取り組んでいきたいと強く感じました。

今回は、オリエンテーションの内容をもとに印象に残った内容を書き留めました。次のフィールドワークでは、市民公益活動をしている事業所を訪ねる予定です。また、新たな出会いや気付きがあることを楽しみにしています。

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