2020 Ｊ２リーグ第３１節 東京ヴェルディ ＶＳ ツエーゲン金沢 レビュー
ついこの間やったかと思った東京Ｖとの試合。ＭＲＯでの中継でスコアレスドローというまさかの塩試合を行って、仕事場の話題になりそびれたツエーゲン。せめてアウェーで勝ちたい。辛酸を舐めた後の試合はなんとなくそのイメージを覆すのがツエーゲン。良い意味でも悪い意味でもチームの持つ若さなのだと思うのですが、若いチームが熟成するのはいつの日か。そんなにゆったりもしていられません。
スタメン
東京Vの前節からの変更はマテウス→柴崎、山本→山下の２点。いつの間にやら外国人選手がいなくなっている（マテウスさんは有給）。今シーズン、力を発揮すると思われていた大久保嘉人くんもベンチ外。しかしベンチには力のある選手が揃う。
金沢の変更は白井・長谷川・廣井・ホドルフォ・ルカオ→石井・高安・作田・窪田・山根の５点。どんどんユーティリティな選手が増える金沢。しかし、不動の選手はユーティリティではないところがヤナ将の信頼を得ているところ。全然着眼点が違って申し訳ないが、メンバーからすると杉井くんはＣＢのバックアッパーなのだろうか。あと１２試合でこのメンバーから誰かが抜ける事を思うと感慨深くなります。
試合スタッツ
今回はどういう訳か、寝ても寝ても眠くなってしまうという状態になり、いつものレビューが出来ませんでしたので点数形式で。
GK石井綾 ５．５点
１失点目はゴラッソ、２失点目は石井くんのミスでは無いのでノーチャンス。強いて言えば１失点目直前の相手CKのボールをクリアした場所が悪かった。しかし、高い集中力とファインセーブで勝ち点１をもぎ取った。
CB石尾崚雅 ５．５点
特別なミスは無かったものの、ビルドアップのパスを簡単に獲られる場面も。だが前節よりパスの成功の割合は増えた。空中戦をあまり仕掛けて来ない相手だけに、上下に入れ替わる東京Vの攻撃陣の基準点を与えてもらえない攻撃に苦慮していた。
CB作田裕次 ５．０点
こちらも目立ったミスはなかったが、石尾くんより貢献度が低い為０．５点マイナス。そこにいたというアリバイ作りに映ってしまう守備も。
右SB 高安孝幸 ６．０点
カバーリングに奔走しながらも攻撃でもしっかり存在感を発揮。インサイドへと持ち込むドリブルも見せ、長谷川くんとの「違い」をアピール。SHは人材が豊富になってきたので、本職に専念できる事がプラスに働きそう。終盤戦に期待。
左SB 下川陽太 ５．５点
後半は目立っていたが、前半あまり攻撃に参加できず。本塚くんと位置が被っていたようにも見えた。クロスの精度は流石だったが、金沢の攻撃陣がそれに対応しきれていなかった。
CH 大橋 尚志 ５．５点
１点目の早いリスタートでボールをゴール前に出すパスは秀逸。しかし、２失点目でボールに寄せに行けなかったのでプラマイゼロ。もう少し縦に出すパスに緩急がつくようになれば。
CH 藤村 慶太 ５．５点
今節も安定のボール奪取職人。しかし藤田に躱されシュートに持ち込まれる危ない場面も。CKのキレもまだ戻らず。
左SH 本塚聖也 ５．５点
前線へスルーパスを供給したり飛び出しを意識したりとチャンスは演出したが、左SHのファーストチョイスかと問われるとそうでは無い気も。下川くんとのコンビネーションにも時間を要しそう。
右SH 窪田稜 ６．０点
高安くんとのコンビはありそうでなかった組み合わせ。一方がアウトサイドならもう一方がインサイドといった具合で動くのが面白かった。しかし、クロスがほぼ無かったのが気になる。
ＦＷ 加藤陸次樹 ６．０点
得点感覚は図抜けているのに、まさに感覚だけでプレーをしている。もっと周りを見て使えればもう一点は獲れた。
FW 山根永遠 ６．５点
誰とコンビになっても持ち味を出せる金沢では貴重なFW。パス、オフザボール、ドリブル、シュート。点は獲れなかったが誰よりも相手の脅威となった。
以下途中出場
FW ルカオ ６．０点
いきなりヘディングを決めるジョーカー。しかしシュートはその１本のみ。強引にでもルカオさんを「使う」事が出来ない金沢の意思統一も問題。
FW 杉浦恭平 ５．５点
ルカオさんと共に攻め残りするも得点をあげられず。終盤相手にペースを握られたのも運が悪かった。
右SH 島津頼盛 ６．０点
いきなり同点ゴールのクロスを上げる。しかし、それ以降は苦しむ。慣れない右の位置では次第点か。しかし右だとスタメンは無しな印象の２４分間だった。
右SB 長谷川巧 ５．０点
正直、高安くんの動きからすると攻守共にセカンドチョイスにならざるを得ない。
ホドルフォ 採点無し
ハイライト
眠すぎます。ごめんなさい。寝ます。元に戻ってくれぃ。
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